オニグルミの枝から下りたサンコウチョウの雛は、少し離れた小木の葉陰に。
少し落ち着いたのか、僕の方を不思議なものを見るように見ている。
 サンコウチョウ 巣立ち雛 (三光鳥 英名 Japanese Paradise Flycatcher)

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 ひとまず、この子はひと安心。
しかし、他の子供達は?
サンコウチョウのお母さんは、他の子達を探しに・・・。
 サンコウチョウ ♀ (三光鳥 英名 Japanese Paradise Flycatcher)

 
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 お母さんもお父さんも、あちこちに飛び回って子供らを集める。
他の巣立ち雛は、この低木の中にまとまったようだ。
何度も餌をもっては、入り込む。
4羽が巣立ったはずなので、その子らの面倒見もあるから大変だ。
 サンコウチョウ ♀ (三光鳥 英名 Japanese Paradise Flycatcher)

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 サンコウチョウお父さんも、やっと落ち着いて餌取りに出かけて帰ってきた。
 サンコウチョウ ♂ (三光鳥 英名 Japanese Paradise Flycatcher)

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 やがて、子供達も少しずつ林の中に移動して・・・。

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 お母さんも安心して、ゆっくりとそれぞれに給餌。

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 「 もう、あんまり離れちゃだめよ!」とでも、説教しただろうか?
「きをつけ」といった感じの、雛の姿が可愛らしい。

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 「わかったから、行ってらっしゃい」といった感じかな(^o^)

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 それにしても、何故あんな狂騒になってしまったのだろうか?
やっと落ち着いて獲物探しをするお母さん。

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 サンコウチョウお父さんも、僕の方を見て「いや、お騒がせしました!」といった感じか。
瞳がキラキラ。

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 やっと二人落ち着いて、同じ幹の上下に並んで巣立ち雛たちを見守る。
 サンコウチョウ 上♀下♂ (三光鳥 英名 Japanese Paradise Flycatcher)

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 やがてサンコウチョウ一家は、もう一つ離れた森の方に移動していった。
この時期に巣立てば、渡りには十分栄養もとれて体力もつく。
サンコウチョウお父さんの長い尾羽もそろそろ落ちて、傷んだ尾羽も換羽するだろう。
子供らも無事に育って、来年にはまた、あの素晴らしい「ゲッ・・・ゲッ・・・、ツキヒ~ホシ、ホイホイホイ」声をたくさん聞かせて欲しいな!





 







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by photo-etudes-eiji | 2017-07-08 06:00 | 野鳥 | Comments(2)

 サンコウチョウのお母さんが来て、狂喜乱舞といった感じで飛び回ったと思ったら、兄弟?姉妹?のいる下枝の方に移って見えなくなってしまった。
しかし、しばらくしたら、なんと目の前のオニグルミの枝に雛が飛んできた。
 サンコウチョウ (三光鳥 英名 Japanese Paradise Flycatcher)

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 こちらも慌てたが、サンコウチョウの両親も大慌てだ。
僕も近すぎてレンズの最短撮影距離3.6mをとらなければ撮影できない!
急いで静かに後ずさり。

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 僕の頭も耳もパニックだ。
ゲッゲッと地鳴きの声・雌の声に雄のホイホイ・・・どれが誰の声だか区別もつかない。

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  しかも、雄の尾羽は長いから画角にしっかりいれるのが大変。
フォーカスロックしてレンズ側でマニュアル微調整して・・・。

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 小さく旋回しては、こちらに来なさいという感じで呼びかける。
雌もやってきて、上と下で雛に声をかける。

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 当然レンズには全てが入りきらない。
1.4倍テレコンを外したいがその暇がない。
よく見れば、サンコウチョウのお父さんの尾羽が相当傷んでいた。
 
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 ホラ!「こっちにおいで」と、お父さんが周囲を回って呼びかける。

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 どうしたわけなのか、雛は声を上げているのだろうけれど聞き取れない。
その上、こちらを確認しているはずなのにいっこうに移動しようとしない。
 
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 お父さんもお母さんも、半分諦め気味で近くの枝に止まっては細い声で鳴く。
一応僕の方を確かめるが、危害を加えられるというほどには思っていないような余裕まで出てきた。

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 帰宅して画像を点検してみると、この間2分ほどだった。
しかし野鳥の世界で、目の前で2分間も親子で舞ってくれるなんてことはそうあることでは無い。
何がどうしてこうなったのか、訳も考えられぬほど目の前の出来事に集中した。

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 やがて、巣立ち雛はポトンと落ちる感じで、斜面の藪の中に。

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 やっと巣立ち雛が人間のそばから離れてくれたので、お父さんもお母さんもひと安心したような。

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しかし、まだまだサンコウチョウのお父さんとお母さんの苦労は続いた。
それはまた・・・その③で。



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by photo-etudes-eiji | 2017-07-07 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

 サンコウチョウを確認に行った。
巣内に雛の姿はなかったので心配したが、♫ツキヒホシホイホイ♫の声が近くで聞こえる。
暗い林の中から突然杉の枝先に出た雄の嘴には、なにやらくわえた獲物が・・・。
 サンコウチョウ (三光鳥 英名 Japanese Paradise Flycatcher)

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 無事に巣立って、近くに巣立ち雛がいるようだ。
しばらくじっと耳を澄ませて、暗い林間の動きを見た。
雄が♪ホイホイホイ♪と、雌にか雛にか呼びかけるような仕草で鳴いた。

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 雄が消えた方向を遠く眺める。
かすかに雄の声の合間に雌の声も聞こえるが、なかなか見つけられない。
小さな黒い塊が、葉陰に動いて逆光の枝にのった。
巣立ち雛だ!
産毛が光に輝く。
ウン?向こうの下枝にも一羽がいる!

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 短い尾が何となくユーモラスだが、顔つきはやんちゃな感じもする。
しばらくうとうとしていたが、ゆらゆらと向きを変えて親を呼ぶような声を出しているようだ。
その声を聞きたいと耳を澄ますが・・・聞き取れない。
伸びをし始めた。

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 雌がやってきた。
「おかぁちゃーーん!僕は(orあたいは)ここだよ~!」
盛んに声を上げている・・・が、聞こえない!
                       
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 二羽目にお母さんが移った。

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 一羽目は餌をもらって、一息。
マッタリと頭掻きだ。
嘴が黄色い。

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 お母さんはこちらに気づいたようだ。
杉の葉陰で一呼吸をおいて、雛に餌渡しを何度か。
こちらは隠れるところがない炎天下で、仕方なく動画で声を撮ろうと試みるが・・・。

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 雄は一鳴きして、雌は必ず雛の近くの枝に一端止まり、雛の注意をひきつけてから・・・。

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 雛は大きく口を広げて。
サンコウチョウの成鳥♂の場合、嘴表はコバルトブルーで中は黄緑だが雛のこの段階では黄色い。
雌の嘴の中の色を、まだしっかり撮れていない。

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 大きく嘴を広げ、お母さんの嘴ごと飲み込む感じで餌をもらう。

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 ホントウにうれしいんだなぁ!
狂喜乱舞といった感じで飛び回る。
こんな雛の舞い踊りは初めて見たような気がする。

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 と、思った瞬間・・・その②へつづく。













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by photo-etudes-eiji | 2017-07-05 18:06 | 野鳥 | Comments(0)

 森の忍者・サンコウチョウ。
暗い森に♪ヒーホシホイホイホイ♫と声がしたと思えば、杉林をぬってあっという間に消えてしまう。
いつも、何度も、そのたびに悔しい思いをする。
そんなサンコウチョウも、時にはゆったり枝先に止まってくれることがある。
水浴び後の毛繕いだったり、一休みだったり・・・・。
しかしそこは、暗かったり被りまくりの藪の向こうだったり、逆光の高い枝だったり・・・。
今回は緑陰の中とはいえ、比較的良いところで舞ってくれた。
 サンコウチョウ (三光鳥 英名 Japanese Paradise Flycatcher)

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 パラパラ動画にでもすれば良いのだが、いろいろあって時間がない。
とりあえず、撮らせてくれたことに感謝して今回はこのまま連続で。

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 長い尾を、まるで新体操のリボンのように翻しての舞い。
ぼくなら芸術点は満点だな!
尾羽の広がりも素晴らしい!
宙返りなんて、「カムイ外伝」の必殺の忍術=「飯綱落とし」なみだ。
イイ場面を見せてもらった。

 
















 









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by photo-etudes-eiji | 2017-06-18 22:14 | 野鳥 | Comments(4)

 5月の連休を終えると、房総にサンコウチョウがやってくる。
冬枯れの谷地田、ハンノキ林を突き抜けるコバルトブルーの光のカワセミ。
森の精霊のような顔をした古い切り株に語りかけていた、ルリビタキ。
闇と希望、黒と黄色のコントラストの美しいキビタキ。
そして、サンコウチョウに出会って完全に野の鳥の美しさに魅了された。
 サンコウチョウ ♂ (三光鳥  英名 Japanese Paradise Flycatcher)

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 以来、夏が来ればあちこちにサンコウチョウを探し歩いた。
房総の山、神奈川の杉林、秩父の渓谷・信州のブナ林。
どこで聞いても、ギッギッと前奏が入ってからの「月・日・星ホイホイ」 というその声には心躍らされる。
 今年もサンコウチョウに出合えた。

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 全長はオスが45cm前後、メスが18cm前後で体重は17~22gほど。
30cmもの長い中央尾羽をひらひらさせて飛ぶ姿は、何とも魅力的だ。
半年ぶりのこの地をとびまわる。
問題は、なかなかその姿をスッキリとは見せてくれないことだ。
 
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 いいところに出たといっても、逆光の中。
なかなか思うようには撮らせてくれないが、そこもまた魅力の一つなのかも。

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 盛んに沢筋や尾根筋の中を、声だけが移動してゆく。
こちらはそれを頼りに、待ってみたり、右往左往したり。
 突然ヒラヒラと目線の先に!
しかし・・・・!

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 サンコウチョウは、ハチやクモ・チョウなどを空中飛翔して採餌する。
なかなかその瞬間を捉えることができないでいる。

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 時たま水浴びにおりてくることがある。
羽の汚れやついたダニなどを落とすためだ。

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 この時は午前中に一度だけ、おりてきてくれた。
                   
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 ブナの林で、他の鳥を探しているときに思いがけず出会うことがある。

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 こんな偶然は、うれしすぎ!
狙いの種が変わって、サンコウチョウメインになってしまった。
 サンコウチョウ ♂ (三光鳥 英名 Japanese Paradise Flycatcher)

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by photo-etudes-eiji | 2017-05-30 17:00 | 野鳥 | Comments(0)