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 草原性のフクロウ類であるコミミズクは、日中でも活動することがあるが夕暮れが近づくと活発に活動を始める。
ウォーミングアップに、胃の中で消化されなかった骨や毛などペリットを吐き出し出すものを出して、テリトリーを周遊。
野ネズミを見つけると身を翻して草むらに降り立ち、周囲を警戒する。
その場で丸呑みすることも、あるいは隠し場所に運ぶこともある。
 コミミズクが草むらに飛び込んだ。
何かを捕まえ飲み込んだ感じはしたが、飛びたちの連続カットをみると膨らんだ感じがないから・・・失敗したのかもしれない。
ただ、『鳥類の多くでは食道に素嚢 (crop) と呼ばれる筋肉質の嚢がある。
素嚢は食べたものを咀嚼し、また一時的に蓄えることで消化器系へ送られる速度を調節する機能を持つ。』
『猛禽類では、ワシ、タカなどは素嚢を1つ持つが、フクロウは素嚢を持たない。』とある。
コミミズクの場合も、素嚢という器官は持っていないのではないかと思うが、たしかめてはいない。
 コミミズク(小耳木菟 Short-eared owl)

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 遠くを、コミミズクが獲物を両脚にしっかりつかんで飛んでいる。
送電線が余計だけれども、こんな場面はコミミズクらしくて好きだ。
しかも、こんな場面でよく見られるのが、ノスリやトビ・チョウゲンボウ・カラスなどからの獲物の横取り攻撃。


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 ノスリにいたっては、コミミズクの狩りのポイントに近いところにわざわざ移動して木の天辺で様子見している。
時には邪魔されたコミミズクが、枝に留まるノスリに「ギャッ」と鳴き声を発して攻撃することもある。
 捕まえたネズミは何だろうか?
小振りな感じもするからハタネズミ?だろうか?

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 狙いは夕焼けだが、こんな「おさかなくわえたどら猫」ならぬ「獲物をくわえたコミミズク」を撮れるのは楽しい。


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by photo-etudes-eiji | 2019-02-17 16:00 | 野鳥 | Comments(0)

夕焼けコミミズク

 日中でも飛ぶことのあるコミミズクは、撮影していても楽しい。
流線型や一本線コミミ・直角コミミ・横睨みコミミやネズミの捕獲から飛び立ち・雪がらみや山バックと撮らせてもらってきた。
冬の小鳥が少ない今季、これまで以上のオオマシコやイスカなどを狙おうにも新しいポイント探しもままならず・・・。
それならばと、夕焼けの中のコミミズク狙いをしている。
 しかし現実は厳しく、野鳥情報やマップコードが流れるに従い・・・狩り場に入り込むは飛行ルートにドドッと殺到してふさいでしまうは・動き回ってコミミズクを追いやってしまう状況に。
そこでのコミミズクの動きをじっくり観察して、撮影圧をかけないように影響を与えないように撮らせてもらうという考えのない、自分が撮れれば後はどうなろうと関係ないというカメラマンに、こちらも困惑させられている。
車と葦の影に身じろぎせず待っていれば、目の前を飛んでくれるのに!
 コミミズク(小耳木菟 Short-eared owl)

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 珍鳥情報や自慢話が20~30m離れていても聞こえる。
コミミズクやフクロウ類が、その声を聞いて寄ってくると思っているのだろうか?
照準器が何台も赤く光る。
その強烈な光を、コミミズクが警戒しないと思っているのだろうか?
 そんな光景にいやな思いをしながら、一方で「未だ木鶏足りえず」という自分の度量も思わされている。
 夕焼けの始まる頃、お気に入りの木にコミミズクが留まった。

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 この状況では、なかなかバックの色を出すことが難しい。

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 適度な雲があると、良い雰囲気の色合いになるのだが・・・。

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 夕焼け色もコミミズクもと欲張るには、どの高さ・どの方向をコミミズクが飛んでくれるか次第。
なかなかこちらの思い通りにはいかない。
 
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 低くコミミズクが飛ぶ!
そのままそのままとジックリ狙っていると・・・人の動きでUターン!
高く逃げてしまった。

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 暗くなって人が去り、コミミズクはゆったりと夕焼け色の残る中に。
この程度で、満足するしかないかな・・・。


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by photo-etudes-eiji | 2019-02-01 06:00 | 野鳥 | Comments(2)

 コミミズクがフクロウ類の中でも異質なのは、冬鳥として飛来することと日中でも活動すること.
陽が西に傾き夕暮れ近くなると、それまで葦原を帆翔していたハイイロチュウヒに代わってコミミズクが活動し始める。
 コミミズク(小耳木菟 Short-eared owl)& ハイイロチュウヒ(灰色沢鵟 Hen harrier)

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 順光側の青空を飛ぶコミミズクは、ゆったりとした気持ちで撮れる。
時折、目の前を横切っては驚かせてくれたりもするが。
 コミミズク(小耳木菟 Short-eared owl)

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 しかし、逆光側での光あふれる中をゆくコミミズクはなかなかに難儀だ。
空気の揺らぎがあったり、葦の輝きに負けてしまったり・・・。

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 トルストイの「光あるうち光の中を歩め」を思い出させるような一時だ。

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 葦原を滑空してひとしきり狩りをしたコミミズクが、一休みに来た。

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by photo-etudes-eiji | 2019-01-21 18:00 | 野鳥 | Comments(0)

コミミズクの狩り

 コミミズクは近くで見れば相当に厳つい顔をしているが、離れた距離で見ている分にはやんちゃな雰囲気が勝っている。
土手を帆翔して、獲物を探す。
 コミミズク(小耳木菟 Short-eared owl)


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 葦原の向こうからコミミズクがやって来た。
低い位置から、わざと葦の葉をかぶらせて雰囲気を出したつもりだがどうだろうか・・・。

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by photo-etudes-eiji | 2019-01-18 06:00 | 野鳥 | Comments(2)

コミミズク

 2018年も残りわずかになって、やっとこの冬、初のコミミズクに会えた。
コミミズクは優秀な野ねずみハンター。
葦原や草地を飛び回っては、みごとな狩りを見せてくれる。
今までもたくさん撮っているから、スローシャッターで流し撮り風に撮ってみようか?などと色気を出した。
とはいっても、そこは小心者。
1/200~1/125程度の中途半端で。
獲物を捕まえて飛んできたコミミズクが、草原に降りた。
 コミミズク(小耳木菟 Short-eared owl)


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by photo-etudes-eiji | 2018-12-29 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

コミミズク

 アネハヅルを撮りに行ってコミミ、チフチャフを撮りに行ってコミミと今期はコミミに足が向いた。
川伝いを飛んできたかと思えば、土手を上って目の前を横切る。
そんな場面がうれしいことに何度もあった。

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 マニュアルフォーカスやど真ん中で追い続ける練習ができたり、とても楽しませてもらった。

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 肝心の夕焼け色バックではなかなか思うようには撮れなかったが、逆光の中を進んでくるのはうれしい。


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 そして何度も狩りをし失敗し、成功しては獲物を貯蔵するなど、いろいろな場面を間近で見せてくれた。

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 その時々のカットを見ると、何とも可愛らしい。

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 失敗して照れ隠しするかのような場面はほほえましいが、目の前での狩りは圧倒的な緊迫感。


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 ブレーキをかけて方向を微調整して、まるで顔から突っ込む感じだ。

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 背面の模様をしっかりと見せて飛び込んでくれるのも、うれしいことだった。

 
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 残念なのは、なかなか風景的に撮れなかったことだ。
八ヶ岳なら山バックが比較的に撮りやすいのだが・・・・。
 それでもなんとか、雪山をいれて飛んでくれた。

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by photo-etudes-eiji | 2017-02-06 21:30 | Comments(2)

一文字コミミズク

 温和な印象を受ける顔立ちのフクロウに比べて、コミミズクはやんちゃなきかん坊といった感じがする。
ヒラヒラと舞うように飛ぶのも好きだが、真一文字に翼を広げて真っ正面から飛んでくる姿は感動ものだ。
逆光側で芦原にさす陽が、丸ボケになった。まさに眼光鋭く!だ。

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 獲物を探して停空飛翔したり旋回したりしながら、突然、カッとこちらを見つめたり・・・。
それもまたコミミズクの魅力だな。
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 獲物を捕まえて飛び立つ。獲物はなんだろうか?ハタネズミやヤチネズミ・アカネズミなどのほかツグミやスズメなども捕獲するそうだが。
しっかりと獲物をつかんで、どうやらどこかに隠しに行くようだ。
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狩りに失敗して飛び立つ。こんな時も顔は厳ついままだが・・・。
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 水平飛行を真横から撮ると、何ともたとえようなくユーモラスだ。
この感じも、大好きなんだなぁ。
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 真一文字でぐんぐん近づいてくる迫力に、シャッターを切る人差し指にも力が入って・・・。オォッ!と声が出てしまいそうだ!
             
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 狩りの途中で一休み。
杭の上でのシーンは何度も撮ったが、ここはこれが撮れるのが良いところ。

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夕陽が山脈に消え、夕焼け色が一瞬濃くなってしだいに・・・。
水鳥が西に飛び去ってゆく。

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by photo-etudes-eiji | 2017-01-12 23:00 | 野鳥 | Comments(2)