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 鳥友から、フクロウやオオタカの風切り羽をもらった。

もったいないから、その羽の羽弁を裂いて確かめることはできないが、鳥は裂けてしまっても羽繕いによって羽弁を整えて元通りにすることが出来るそうだ。

冬の極寒の日に、プックラと丸く膨らんだ小鳥達を見ることがあるが、それは羽毛の間に空気の層をつくって体温を守るためだ。

羽繕いは飛ぶためにも、清潔や健康のためにも重要なことで、一日に計2時間近く費やすという。

キクイタダキが、松の葉先から僕の真横を飛んで水場に!

 キクイタダキ(菊戴 Goldcrest


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 水場の深さを見て、こちらからはやめたようだ。


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 別の枝に移って、水場の深さを確かめる。


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 水場に下りると頭から水を浴び、尾羽や翼でかわいくバシャバシャと・・・。

頭を水に付けることは、頭掻きと同様に頭部に着いたダニや汚れなどを落とすために大事なこと。


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 水浴びを終えると、枝でまずは水切り。


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 同じ枝の時もあれば、場所を変えてする時もあるが、今度はジックリと羽繕い。


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 クチバシもしっかり磨く。


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 必ずするのが、尾羽の付け根の尾脂腺から出る蝋質の分泌物で羽を整えること。

防水・撥水性能は生死に関わることだろうから。


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 一通り済ますと、キクイタダキは高木に移って消えていった。


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by photo-etudes-eiji | 2019-03-17 05:00 | 野鳥 | Comments(0)

 鳥の王様=キクイタダキの水浴びは、その体の小ささから豪快な水しぶきというものではない。

この日に狙ったのは、羽繕い(はづくろい)の時のグルグル。

うまくいけば、星の比較明合成のようなシンはぶれずにすべてがグルグルの菊の花が咲くはずだったが・・・。

なかなかうまくはいかなかった。

 水浴びから近くの梢に飛び移ったキクイタダキが、まずは体をブルブルとして水滴を飛ばし始めた。

 キクイタダキ(菊戴 Goldcrest


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 そうした後、少し動いてしっかりと羽繕いだ。

鳥は空を飛ぶためにも、体温を保つためにも羽毛の手入れは欠かせない。


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 尾羽をひろげて、首をねじ曲げ・・・そこに尾脂腺があるのだろう。



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by photo-etudes-eiji | 2019-03-16 17:00 | 野鳥 | Comments(0)

 キクイタダキが水場に下りた。

そこはかつて植物園だった頃作られた小さな雨水溜で、今は使われずにもっぱら野鳥の水浴び場になっているところ。

冬場の水浴びだから頻繁にというわけではないが、運が良いときにだけ出会えた。

 キクイタダキ(菊戴 Goldcrest


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 キクイタダキに限らず、多くの野鳥は羽毛の間にたまった脂粉やほこりなどの汚れ・ダニなどの寄生虫を落とすために水浴びや砂浴びをする。

小豆くらいの大きさになったダニをつけたベニマシコを撮ったことがあるが、それは自然に落ちるというような話を先輩に聞いたことがある。

そんな予防と、新たな羽毛がそだつためには未成熟な羽毛を包んでいた脂粉がたまるので、それを落とすということらしい。


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 カラスは水浴びを、キジやヒバリは砂浴びをし、スズメは両方を行う。

室堂のライチョウの砂浴びは撮ったことがあるが、水浴びは見たことがない。

大瑠璃やジョウビタキの水浴びは撮っていても、砂浴びは見たことがない。

種によってそんな違いがあるようだ。


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 それにしてもいかに野鳥の体温が高いとはいえ、冬場のキクイタダキは冷たい水浴びで寒くはないのだろうか?

そんな疑問が浮かぶ。

どうやら、頻度を少なくしたり早めに水をはじき飛ばすなどで調整しているそうだ。



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 そうそう、カケスでは“蟻浴(ぎよく)”という方法で、アリの分泌する蟻酸(ぎさん)を利用して寄生虫を駆除しているという場面を撮った自然番組も有った。

キクイタダキの水浴びを待ちながら、いろいろなことを考えた。



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by photo-etudes-eiji | 2019-03-15 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

 自然のままの野鳥を、何もせず自然のままに撮ることはなかなか難しいことだ。

初夏の野鳥ならさえずりの声を大きな頼りにして探せるが、冬場の小鳥は地鳴き。

それが遠く高い位置からでは、なかなか聞こえづらく難儀する。

まして、日本で見られる最小の鳥のひとつ=キクイタダキは、小さな上にチョコマカ動き、一瞬で葉陰に隠れてしまうからなおさらだ。

 アカマツや杉の樹間・枝葉の中を動く小さな黒い影を探す。

なにかが樹幹に入った!

そこをレンズで追うと・・・いた!!

キクイタダキだ!

一枚目は、まるで宝探しの画像を!

 キクイタダキ(菊戴 Goldcrest


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 こんな時ほど、キクイタダキの羽衣が見事に保護色になっていることに感嘆する。

上の画像をトリミングして切り出すと・・・。


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 フィールドでキクイタダキを探し歩いては、見つけては見失い、また歩いては見つけ・・・。

歩き疲れて待っていると、キクイタダキがやって来てくれた!!

仰向けに寝かせたクチバシの先から尾羽の先までの長さが、鳥の全長。

キクイタダキは一円玉五枚ほどの10cmで、体重は一円玉3から5枚ほど。

松葉の長さと比べると小ささをより実感できる。


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 松に寄ったり落葉樹の幹に寄ったり・・・。


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 小枝だったり・・・。


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 カエデの枝の中だったり・・・。


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 そこから、一気に!


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 水場に飛び降りる。


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by photo-etudes-eiji | 2019-03-14 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

キクイタダキの松むしり場面は、結局撮れていなかった。
春から初夏にかけて、そんな場面に出会えるだろうか?
ひこばえとか胴吹き枝と言うのだろうか?
そこに留まって、瞬時に獲物を探し当てる。
 キクイタダキ(菊戴 Goldcrest)

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 松葉をむしって・・・と言う場面は撮れなかったが、こうした樹皮の隙間をめくるようにのぞき込んで獲物を捕る姿は多く見られた。
鳥類は紫外線を見ることができる。
紫外線領域で、花は蜜のありかをハニーガイドで鳥に誘導し、ハタネズミは意図せずにマーキングの尿に含まれるリンの紫外線反射でチョウゲンボウなどの餌場探しの目印になってしまっている。
キクイタダキもそんな紫外線領域の視力で、瞬時に餌を見つけているのだろう。

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 松の枝先などばかりキクイタダキを探していると、思いがけずに幹回りを2脚でピョンピョン動き回っていることがある。
樹皮の隙間の幼虫などを探しているのだ。

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 枝の幹近くでは、ミネラルなどもとっているのかもしれない。
動き回っていたキクイタダキが、何か獲物を探し当てた。

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 松の芽の周囲が枯れて茶色に変色しているところがある。
そこは穿孔虫などにやられた後というから、その周辺には獲物がいる可能性が高い。
そんな虫や幼虫を探しているのだろう。
ホバリングして松の葉先に飛び込んだ。

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 それにしてもよく目を傷つけないものだと、毎回思う。
こんな松の葉先でホバリングし分け入りという姿も、松をむしるように見えるから「松毟鳥 マツムシリ」と名付けられた一因かもしれない。


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by photo-etudes-eiji | 2019-03-11 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

 キクイタダキ(菊戴)は、鳥の王様。(= 201705 16日を参照)

その一方で、松毟鳥(まつむしり)とか松くぐりの別名があり、松毟鳥は春の季語で菊戴は晩秋の季語という。

辞書を調べてみると、「松の若葉の頃、葉をよくむしる」とか「カラマツの葉をむしる習性がある」ことからきた古語だそうで、若葉をむしるという点で春の季語なのだろう。

松や杉・檜の中を忙しく動き飛び回り、なかなかしっかりスッキリと撮らせてくれない。

 キクイタダキ(菊戴 Goldcrest


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 「松むしり」の名は気になっていて、その場面を見てみたいと頭の片隅に置いていた。

しかし、なかなかそんな場面を撮ることはできなかった。

今季は冬鳥本隊もなかなか飛来せずだったので、キクイタダキにずいぶん遊んでもらった。


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 キクイタダキはあちこちに飛来したが、なかなか低い位置におりてきてはくれなかった。

松葉のなかに埋もれ、ピント合わせも四苦八苦。


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 松の枝から枝へ飛び回り、一時もじっとしてくれない。

一円玉三~五枚分の重さ=3~5gの体重は、こんな体重移動の瞬間の松葉のしなり方で実感する。


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 1秒間に11コマ連写とカメラの機能を押さえているせいも有るが、枝先から枝先に飛び移るのも瞬時の0.4秒ほどで移っている。


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 そのせいもあって、なかなか松葉をむしっている場面は写せないでいる。

いつかそんな場面に出会い、撮ってみたいものだ。


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 「松くぐり」の別名は、すんなり納得出来る。

あの針のような松葉をうまくかき分けて、冬芽の元あたりについた幼虫・卵などを食べているのだろう。


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 松くぐりの他には、杉くぐりといった言い方もあるようだ。

杉やヒノキやサワラなどの樹木に入る場面は、よく出会えた。


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 「次はどこに移ろうか?」などと考えているのだろうか?

こんな姿はたまらなく可愛らしい。


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小首をかしげて獲物を探す仕草は、よく見せてくれる。

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 キクイタダキは鳥の王様。

この王様は、召使い達に料理を用意されることもなく、日がな一日自らの食べ物探しに休む暇も無く飛び回っている。

 キクイタダキ(菊戴 Goldcrest


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by photo-etudes-eiji | 2019-03-10 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

 1円硬貨を5枚並べて、ジックリ眺める。
一円玉は、重さが1グラムで直径2cm。
5枚ならべれば、キクイタダキの全長(仰向けに寝かせた嘴先端から尾羽の先まで)。
ここに一枚足せば、6gでキクイタダキの平均体重。
日本で見られる野鳥の中で一番小さい鳥=キクイタダキが、今期は当たり年であちこちの公園に来ている。
原画を縮小して実際のキクイタダキとほぼ同じ大きさにしてみた。
 キクイタダキ(菊戴 Goldcrest 学名:Regulus regulus)

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 キクイタダキは春から夏の繁殖期は亜高山帯から山地にかけての針葉樹林に生息し、秋に低地や暖地に移動してくる「留鳥」または「漂鳥」だが、3~4年おきに多数が首都圏に飛来する傾向があるように思う。
日本で見られる野鳥の中で、エナガ・ミソサザイとともに最小の鳥の一種とされるキクイタダキ。
スギやマツの枝葉のなかでチョコマカと動き回って、なかなか撮らせてくれない。

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 野鳥の大きさは、地域差や個体の雌雄・年齢差などで多少の違いもあるから単純に比較はできないが、手元の資料で大きさを比べて見た。

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 キクイタダキ  全長100mm 尾羽長 41mm 体重 6g 
 ミソサザイ   全長105mm 尾羽長 35mm 体重 9g
 エナガ     全長136mm 尾羽長 74m 体重 8g
(元資料=日本産鳥類測定表 日本野鳥の会大阪支部 1941年 故佐々木勇氏が作成)
 日本鳥類標識協会の第一回測定値報告でも同様な数値だった。

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 日本一小さい鳥キクイタダキは、昆虫やクモ、チョウや蛾の幼虫などを主食にしている。
スギや広葉樹で見るときは、こちらは安心して見ていることができる。

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 しかし問題は、マツの尖った葉元を縫うように忙しなく移動しているときだ。

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 キクイタダキの小さな体に、あの尖った松の葉は凶器ではないのだろうか?とつくづく思う。
カマキリに捕食されてしまうこともあるキクイタダキは、自らの危険を引き替えに尖った松の葉に守ってもらっているのかもしれない。

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 小さい体と細いクチバシは、他の種が利用できないような針葉樹の細かい隙間からもエサをとることができる。エナガやシジュウカラと混群になって動いているのも、そんな特性からだろう。

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 キクイタダキの頭頂には黄色の冠羽があり、普段は一辺の花びらをのせたように見えるが開くと菊の花びらのように見えることから和名がついたという。
しかしなかなかその花びらを見せてくれない。

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 菊の花びらを開花させるのは繁殖期の初めの頃というが、なにかの拍子で開くこともあるのだが・・・。

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 キクイタダキは「鳥の王様」。
これについては過去記事2017年05月16日を参照。
学名のレグルス(Regulus) が、ラテン語で「(小さな)王」ということからだけではない。
 
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 日本一小さい鳥キクイタダキに遊ばれながら、毎回、やっと撮っている。
キクイタダキのせわしなさに比べれば、世界一小さい鳥マメハチドリは花の蜜を吸うためにホバリングするから少しは楽だろうかなどと考えたりしながら・・・。
 
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 ちなみに、世界一小さい鳥は、キューバに生息するマメハチドリで全長4~6cm、体重2g。 
当然、卵も世界一小さく、マメハチドリの卵は長さ約6mm、重量は約0.3gというから驚く。
現場ではそんなことを考える余裕など無く、必死に探しレンズにいれれば、枯れ松の高い位置のマツボックリに鎮座したキクイタダキがキョトンとしていた。

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by photo-etudes-eiji | 2018-12-13 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

鳥の王様 キクイタダキ

 鳥の王様がいるという。
渡り鳥なら冬鳥で翼開長2.4mのオオワシ、留鳥なら翼開長2mのイヌワシか?
知っているのは三説あって、①はミソサザイ説②ヤツガシラ説③キクイタダキ説
 
のミソサザイは、一番高く飛ぶことを競ってワシに勝ち王となったスコットランド民話。
グリム童話では、熊を先頭にした「地上動物群」と、総大将ミソサザイの「空を飛ぶもの全て群」の決戦で鳥たちが勝った話。
日本にも「みそさざいは鳥の王様 」という兵庫県の昔話やアイヌのミソサザイ伝承がある。
 ②はギリシャ神話やコーランにも登場することから。
ただし、この場合カッコーと読めるものもある。
正倉院の宝物の中にも、ヤツガシラが描かれたものがある。
 ③は学名「Regulus regulus」 から。
レグルスといったら、獅子座の星で「星の王」。
ほぼ黄道上にあり、航海位置の計測の基準となる一等星。
『学名の属名および種小名の Regulus もラテン語で「小さな王」という意味である。wikipedia』
ヨーロッパ諸国の伝承にもあるというが、僕は知らない。
が、英名のGoldcrestは金の冠羽だから王にふさわしいかも。
僕はキクイタダキに一票だな。
 全ての洋書原典をあたって調べたいところだが、残念なことにその能力がない(^^;)
 ミズバショウ咲く戸隠

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 そんなキクイタダキを探しに・・・。
残雪が残る戸隠の朝は、アカハラのキョロンキョローンというさえずりが響き渡る。
アカショウビンの声があふれていた頃が懐かしい!
ミズバショウが咲き、リュウキンカが彩りを添える。
(ミズバショウの英名はAsian skunk cabbage、それを知って以来「夏の想い出」は好きだけれど歌えない。)
ミズバショウの咲く湿地から、アカハラが飛び上がった。
 アカハラ (赤腹 英名 Brown-headed thrush )
             
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 先を急ぐとアララッ!オシドリのペアだ。
漂鳥のオシドリは、冬ごとに毎年パートナーを替えるそうな。
今年の彼女とご一緒だ。
なんとかミズバショウが入った。
オシドリ (鴛鴦 英名 Mandarin duck )

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 オオアカゲラやニュウナイスズメには目をやっただけで、キクイタダキに集中。
暗い杉の森はまだ雪がたっぷり残り、その上を歩く。
盛んに飛んでくるのは、キバシリ。
なにかを捕まえたようだが、クモなのかな?
キバシリ (木走 英名 Treecreeper )

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 ヒガラやシジュウカラなどの、混群にいることが多いキクイタダキ。
その混群が、待てど暮らせど廻ってこない。
一度、それらしき影が動いたが、確認も撮影もできず!
残雪の上に、4時間たってやっと来た!
 キクイタダキ(菊戴 英名 Goldcrest )

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 全長10㎝で体重は一円玉3つほどの3~5g 、10円玉の4.5グラムに及ばない。
その小ささで、とにかくチョコマカ動き回ってスッキリ撮らせてくれない。

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 キクイタダキは冠羽の黄色が、頭の上に菊の花を戴いた様に見えることからついた名前。
雄は黄色い頭央線部分に隠れるように赤い部分があるが、なかなか見えないために雌雄の判断がつかない。

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  松毟鳥(まつむしり)、まつくぐりの名もあるのを実感できる。
ここでは松じゃないけれど。

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 キクイタダキは留鳥または漂鳥で、冬場は湾岸でも時たま見られる。
とにかく小さく、昔、カマキリに食べられてしまうキクイタダキの画像を見たことがある。
巣材を運ぶときなど顔が全部隠れて・・・なんてシーンも撮ったことがあるが、なかなか苦労させられるかわいい鳥だ。
ミソサザイやエナガも小さいが、キクイタダキが一番小さい印象を受ける。
この日本一については、図鑑などで「日本最小の鳥の一つ」と書かれることが多い。
何をもって最小とするかが難しい。
個体差や年齢差・環境差・捕獲調査数の差など、断定できるほどの資料がないということなのだろう。
 
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 振り返って見上げてくれた!
やっと、頭央線の赤が写せた。
間違いなく♂のキクイタダキ。
散々苦労させられて・・・イヤイヤ、僕に見つかってくれてありがとうだな!
 しかし・・・難しいのはここから!
この冠羽を逆立てて求愛するのだが・・・なかなか撮れないでいる。
王様!なんとか、いつか撮らせてください!

 キクイタダキ ♂(菊戴 英名 Goldcrest )

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by photo-etudes-eiji | 2017-05-16 21:28 | 野鳥 | Comments(2)