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 梅雨の季節らしい梅雨の今年、合間を見つけて遠出のドライブ=「八東の森」に7年ぶりに出かけた。
きっかけは、昨年11月の「ジャパンバードフェスティバル 2018」のイベントで、高田館長の「無料宿泊券」が当たったこと。
 『きれいな写真さえ撮れたら自己満足、おまけに写真仲間にほめてもらえれは大満足で、被写体がその後生きようと死のうと彼らにとってはどうでもよいことらしい。
自分が無理やり撮影したためにその鳥が子孫を残せなくなっても、来年この地にもう来ることがなくなっても気にならないのだろうか?
野鳥たちの生活に対する配慮と想像力が欠落したこんな連中には二度とこの森に来てほしくない!
いや、もう地球上どこであろうと野鳥写真を撮ることを永遠にやめてもらいたい!』
 そんな、館長のポイントを守り続けている思いや努力には頭が下がるし共感しているので、久しぶりにその後を見たくなったのだ。
 アカショウビン(赤翡翠 Ruddy kingfisher)

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 移り変わる風景を眺めたどり着いた森は、7年前と変わらぬ自然木にアカショウビンが営巣していた。
ブナの森のはずれの渓流方面から♪キョロロロロ~~、キョロロロロ~~♪と微かな声が聞こえ、しばらくするとアカショウビンが近づいてきた。
7年前と変わらぬ枝にとまって、一呼吸二呼吸して巣に入る。
やがて顔を出した嘴の先には、白い卵の殻が!
雛が孵ったのだ。

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 この日、何度か殻はこびがあったが、翌日と合わせて4~5羽が孵ったようだった。
始まったばかりの雛への給餌は、それほど多くはなく一時間に一度ほど。
それでも、巣内で抱卵・抱雛しているメスへの給餌も有り楽しませてくれた。
 ちなみに、「無料宿泊券」は行使せず記念に写真一枚と交換してきた。

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by photo-etudes-eiji | 2019-06-30 16:00 | 野鳥 | Comments(0)

麦秋・馬鈴薯の花

 一月前、ハルジオンが咲きヒバリが高くさえずっていた青々とした麦畑。
♪麦は泣き 麦は咲き 明日(あした)へ育ってゆく♪・・・中島みゆきさんの歌が唇に浮かび、ムギにまつわる名句『一粒の麦もし死なずば・・・』や、ミレーやゴッホの『種まく人』ミレーの『晩鐘』などが浮かんでくる。
ミレーの「種まく人」の種とは小麦という話や、ゴッホの二つの「種まく人」は、春蒔き小麦だとか一方はひまわりのようだとか・・・・。
そんなことを思いながらゆったりと眺めた。

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 房総の谷地田では、サシバが営巣し♀との出会いが少なくなっていた。
この頃目についたのは、カラスとサシバの争い・威嚇攻撃。
どちらも営巣中で、過敏になっていたのだろう。
 サシバ(差羽 Grey-faced buzzard)

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 ひと月たって、麦秋を迎えていた。
広角で広く撮りたいところだが、なかなか絵にできる光景ではないのが残念。
子供の頃は、東京でも麦は眼にしていたので麦の穂のチクチクした感触がよみがえってきた。

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 市街地の公園では、ツミの給餌が始まっていた。
何羽生まれたのかも確かめずに場を後にしたが、なんとか無事に巣立てば良いのだが・・・。
 ツミ (雀鷹 Japanese sparrowhawk)

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 ホトトギスは、托卵を終えたのだろうか?
時たま♪特許許可局♪と鳴いては採餌していた。
 ホトトギス(杜鵑 Lesser cuckoo)

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 サシバの子供達は、ずいぶんと育っていた。
 サシバ(差羽 Grey-faced buzzard)

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 時間をかけて何羽生まれたのか確認していないが、たった4日で綿毛のような白い羽毛はほぼ無くなっていた。
親鳥も、飛来当初の綺麗な翼に比べると、あちこちの羽に欠損や傷が目立っていた。
 サシバ(差羽 Grey-faced buzzard)
  
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 畑のジャガイモの花が、今を見頃に咲いていた。
ミレーの『晩鐘』には、一日の仕事の終わり近く教会の鐘の音に祈る二人の足元に、その日の夕食になるのであろうジャガイモがバスケットに五つ六つ描かれていた。
麦から作られるパンは豊かな人々、ジャガイモは貧しい人々を象徴するとか・・・。
 ジャガイモの花 (馬鈴薯)

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by photo-etudes-eiji | 2019-06-25 18:00 | 野鳥 | Comments(0)

 セッカは、雌雄ほぼ同色とされている。
しかし、繁殖期のオスは口内が黒く、『オスのこの黒い部分は嘴を閉 じた状態でも,嘴の付け根部分に現れる』と10年以上前に立教大学上田教授が書かれていた。
確かに、繁殖期のオスのクチバシ基部は黒くなっている。
 セッカ ♂ (雪加 Zitting cisticola)

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  セッカ ♀ (雪加 Zitting cisticola)

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 それに対して、雌のクチバシはどうだろうか?
上嘴は雌雄とも黒めで違いはそれほど感じないが、下嘴は雌は肌色で明らかに違いがある。
繁殖期の雌雄の判別は、ここから出来るのではないだろうか。
 セッカ ♀ (雪加 Zitting cisticola)

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 一夫多妻のセッカは、育雛のすべてを雌任せにしてオスはせっせと次の巣作り次の伴侶捜しに励んでいる。
この点でも雌雄の区別はしやすいように思った。
 セッカ ♀ (雪加 Zitting cisticola)
 
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 せっせと餌を巣に運ぶ♀と、高く舞い上がってさえずり巣材を運ぶ♂。
♂は他の♂と縄張り維持の追いかけっこをしたり、ほかのメスにちょっかいをかけたり・・・。
♀は獲物の節足類を咥えて、サッと葦の中段の茎に入り消え、突然アシの底から飛び立ち一目散に狩り場に向かう。
 セッカ ♀ (雪加 Zitting cisticola)
 
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 セッカの雌雄判別では、尾羽先端の白も判断材料の一つのようだがここを鮮明に撮り分けるには相当通わなければ難しそう。
その上、メスの尾羽の先端の白は擦れても来ているのでなおさら。
 セッカ ♀ (雪加 Zitting cisticola)

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 それにしても、セッカの求愛・繁殖はなかなか厳しいものがあり、上田教授の研究に寄れば、セッカは4割が一夫多妻で3割が一妻で残り3割は独身だという。
なかなか、大変な生態だ。
メスの獲物をくわえていないカットも狙ったが、なかなかものにならなかった。
 セッカ ♀ (雪加 Zitting cisticola)

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by photo-etudes-eiji | 2019-06-24 18:00 | 野鳥 | Comments(0)

 セッカやオオヨシキリは、僕にとってはなにかのついでに撮る野鳥。
惹かれるのがヒタキ系や冬のアトリ系なので、夏の河川や湖沼での探鳥はあまりしてこなかった。
ボランティアで手伝っている「イヌワシの繁殖・保護・調査活動」のために、猛禽類を少し追ってみようと昨秋からやってきたので、この機会に少し撮っておこうと思った次第。
 狙いは二つあって、セッカの雌雄を撮り分けることと、名前の由来と思える雪加=雪を咥えた姿を撮ること。
 セッカ ♂ (雪加 Zitting cisticola)

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 留鳥または漂鳥のセッカの♂のこの時季の特徴=黒い口内色は、婚姻色の一種ではないかと言われているそうだ。
『黒い部分は換羽中には早くも消失し、非繁殖期のオスや幼鳥オス には見られない』と文献にもあった。
そうならばこの時季、雌雄を判別することは相当に楽なこと。
知識としてはあっても、写真としては撮り分けていなかったので狙いにした。
 セッカ ♂ (雪加 Zitting cisticola)

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 風に揺れる葦の穂先にとまるセッカは、ゆれに揺れて波乗り状態。
風がなければ、ゆったりと羽繕いをしてくれたりもする。
 セッカ ♂ (雪加 Zitting cisticola)

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 休耕田の葦原や稲田廻りから♪チィ チィ チィ チィ♪と飛び立ち上昇し、♪チ ヒ チ ヒ ♪とか♪ジャッ ジャッ ♪と続く。
その飛形は、急上昇したかと思えば波形で横に動き去って行くのでなかなか飛び姿を撮るのに苦労する。
 セッカ ♂ (雪加 Zitting cisticola)

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 セッカの漢字表記は「雪加」。
セッカの語源は、その鳴き声が「セッセッセッセッ、カッカッカッ」というふうに聞きなしてセッカとか・・。
漢字表記は、『巣材のチガヤの白い穂を雪に見立て、それを口にくわえて飛ぶ姿から・・・』(山溪「野鳥の名前」)とある。
だったら、その姿をこの機会にしっかり撮っておこう。
 セッカ ♂ (雪加 Zitting cisticola)

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 セッカは一夫多妻。
雌が盛んに給餌する一方で、新しい巣作りに忙しい。
チガヤだろうか、雪のような白い綿を咥えてきた。
 セッカ ♂ (雪加 Zitting cisticola) 

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 この雪を咥えたような姿から「セッカ=雪加」ではないかと、山と渓谷社「野鳥の名前」に解説=安部直哉さんの考えと記されている。
なるほど!と納得出来るとても良い解説だった。
 セッカ ♂ (雪加 Zitting cisticola)

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by photo-etudes-eiji | 2019-06-23 18:00 | 野鳥 | Comments(0)

 5月の半ば、房総の谷地田にヨタカの声がするというので探しに行ったが、声を動画で撮れても姿は見つけられなかった。
2・3日鳴いていたが、やがてぱったりと消えてしまい・・・、どうやら渡りの一時滞在だったよう。
そんな頃、オオヨシキリは盛んに♪ギョギョシ ギョギョシ♪と、うるさく鳴いていた。
 オオヨシキリ ♂ (大葦切 Great reed warbler)

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 オオヨシキリの名前の由来は、「葦の茎を切って(割って)中の虫を探す」からと書かれることが多いが、それは冬場のオオジュリンなど。
「葦に限って巣をかける・これっきりのキリ」という説の方がうなずける。
 オオヨシキリ ♂ (大葦切 Great reed warbler)

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 6月のはじめの頃はうるさいほど鳴いていたオオヨシキリも、半ばをすぎて少し騒がしさが減ってきたのは育雛期に入ったからだろうか?
オオヨシキリは、一夫多妻で複数羽のメスによるハーレムを形成するとされる。
その生態も興味深く、早く飛来した個体ほど多妻になり、第一雌は第二雌や第三雌に比べ♂を多く生むとか。
  オオヨシキリ ♂ (大葦切 Great reed warbler)

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 オオヨシキリは、頭頂部の逆立った羽毛も特徴的
良く葦の天辺近くでさえずるので、撮りやすい。
 オオヨシキリ ♂ (大葦切 Great reed warbler)

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 オオヨシキリとコヨシキリの端的な判別法は口内の色。
オオヨシキリは赤く(オレンジ)、コヨシキリは黄色い。
 オオヨシキリ ♂ (大葦切 Great reed warbler)

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 コヨシキリは、一夫一妻で稀に多妻があるという。
面白い両者の生態の違いは、オオヨシキリは造巣・抱卵・抱雛を雌のみが行ないごく稀にオスが巣材を巣まで運ぶという。
しかも、オオヨシキリの場合は、雄の雛への給餌は一番早く育雛に入った巣にのみ行うというから凄い。
たいして、コヨシキリは造巣・抱卵・抱雛は雌中心に雌雄共同で行うそうだ。
もちろん、雛への給餌も共同だそう。
 コヨシキリ ♂ (小葦切 Black-browed reed warbler)

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 コヨシキリの英名は、しっくりとくる。
直訳すれば、Black 黒い browed 眉のある reed 葦  warbler さえずる鳥または声を震わせて歌うひと。
小刻みに変化するコヨシキリのさえずりを、文字で表記するのは難しい。
ソングポストでよくさえずってくれた。
 コヨシキリ ♂ (小葦切 Black-browed reed warbler)

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 時には、ボウボウと吹く風になぎ倒されるような葦。
畦で抱卵するヒバリもそうだが、そんな不安定なところに巣を作り子育てするオオヨシキリやコヨシキリも、凄いものだと思う。
 コヨシキリ ♂ (小葦切 Black-browed reed warbler)

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by photo-etudes-eiji | 2019-06-21 20:00 | 野鳥 | Comments(0)

 野鳥に合わせながら、山方面でシジミチョウを撮ってきたが、今年は発生が遅かったりしてなかなか合わない。
そんなことから、少し遅かったが散歩がてら地元のゼフィルスをクヌギとコナラの森に探しに行った。
 ゼフィルスとは、『分類学のレベルが低かった時代に、樹上性のシジミチョウの仲間を総括して Zephyrus と呼んでいたのが始まりで、語源はギリシャ神話の西風の神ゼピュロス。』とフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』にある。
ミドリシジミを含む一群=ミドリシジミ類13種と合わせた、以下の計25種が日本産ゼフィルスと呼ばれている。 
 ⑭ウラゴマダラシジミ ⑮ウラキンシジミ  ⑯チョウセンアカシジミ ⑰ムモンアカシジミ  ⑱アカシジミ Japonica lutea ⑲キタアカシジミ  ⑳ウラナミアカシジミ  ㉑オナガシジミ  ㉒ミズイロオナガシジミ  ㉓ウスイロオナガシジミ  ㉔ウラミスジシジミ(ダイセンシジミ) ㉕ウラクロシジミ
(赤字は撮影済みの種で黒字が未見種6月3日の「ミドリシジミ・・・金緑色の輝き① 」と合わせて
 ミドリシジミの少し前から発生していた、アカシジミやウラナミアカシジミもゼフィルス。
 クヌギの木を中心に見て歩くと、枝葉のなかにアカシジミがいた。
開翅した表翅をしっかり撮りたいのだが、木の中段では無理というもの。
 アカシジミ(赤小灰蝶)

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 ウラナミアカシジミも、クヌギの葉陰にいた。
何頭かがクヌギの木から木へと動いていた。
 ウラナミアカシジミ(裏波赤小灰蝶)

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 葉裏から表によいしょよいしょっとよじ上っていくこんな姿は、レンズ越しに見ていても可愛い。

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 中の一頭が、ヒラヒラと舞って地上に降りた。
ここぞとばかりに、腹這いになって撮っていると・・・よく見れば前翅の外縁に一部欠損があった。
クヌギの針のような葉先に切り取られたのかもしれない。
6月も中旬では、無理もないこと。
 ウラナミアカシジミ(裏波赤小灰蝶)

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by photo-etudes-eiji | 2019-06-19 18:00 | | Comments(0)

 渓谷の朝は、片側だけが陽差しを浴びる。
ウグイスが鳴き、コルリがさえずる。
ジョリジョリはメボソムシクイで、ルリビタキもコマドリも増えてきていた。
谷底から高く伸びたコメツガの天辺で、コマドリがさえずっている。
枝と枝の隙間から覗くが、光が降りてきていないので明暗差がつらい。
 コマドリ (駒鳥 Japanese robin)
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 近くにいたコマドリが、対抗して樹林の中で大きくさえずりだした。
なかなか見つけられない!
隙間から目をこらして探し廻れば、折れた枝の先にいるのをやっとの事で見つけた。
 コマドリ (駒鳥 Japanese robin)

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 ウグイスが、笹の中を動き回って近づいてきた。
ピョンと跳びだしたのは目の前の枯れ枝。
こちらを見て、珍しいものを見たかのようにキョトンと・・・。
一生懸命にさえずっているときは細身に感じるウグイスの、こんな感じもかわいい。
 ウグイス  (鶯 Japanese bush warbler)

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 ルリビタキも寄ってきた。
距離を置いて眺めていると、残雪の残る斜面の方に行く。
 ルリビタキ(瑠璃鶲 Red-flanked bluetail)
 
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 枝から斜面の地表に飛び降りては獲物を捕まえ、次の枝へ・・・。
もう少し・・もう少しと祈るような気持ちで待って、やっとバックに残雪を入れることが出来た。
 ルリビタキ(瑠璃鶲 Red-flanked bluetail) 

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 コマドリは数個体はいるだろう。
なかなか姿を現してはくれず、笹薮の中・斜面の木々の中を動いている。
やっとの事でその姿を見つけても・・・なかなかジックリとは撮らせてくれない。
 コマドリ (駒鳥 Japanese robin)

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 谷の古木の中に、キビタキが上ってきた。
ダケカンバだろうか、縦横に伸びた枝の中に鮮やかな黄色!
若葉がまだまだ繁りきらない谷間の枝では、光を受けて黄色は目立つ。
盛んに枝に付いた虫を探しているのだろう。
 キビタキ(黄鶲 Narcissus flycatcher)

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 笹薮の中を動いていたコマドリが、枝に上がった。
見ればクチバシの先に、汚れがついている。
笹薮の中をピョンピョンと採餌して回っていたのだろう。
もう抱卵がはじまっているだろうから、またしばらくは探しづらくなるだろうか?
今年も無事に、巣立ちを迎えられれば良いのだが・・・。
 
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by photo-etudes-eiji | 2019-06-17 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

 ミドリシジミの♀の翅には遺伝的多型があって、表面に斑のないO型・オレンジの斑があるA型・青紫の斑のあるB型・オレンジ斑と青紫斑の両方あるAB型の4型があると図鑑にある。
それならば、その4型をキチンと撮りたいと思うのが性格。
オスの金緑色とメスの4型狙いで、何度かフィールドに出かけた。
蝶類について専門的な知識は全くなく、標本や実物を手にとって見たことはない画像だけのレベルだから、判定が難しい。
いろいろ調べ、蝶屋さんの画像などと比べて、勝手にこの型でいいだろうとしたものなので、その程度の信頼性ということで・・・。
 今季最初に出会ったのが、AB型で、これは自信をもってAB型と思えた個体。
青紫とオレンジの斑がしっかり出ていた。
綺麗に完全開翅したところなど撮りたかったが、ワンチャンスだけ開翅してハンノキに上がってしまった。
 ミドリシジミ ♀AB型 緑小灰蝶

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 ついで撮れたのが、表面に斑のないO型。
光の加減で青味や橙色が出たりしないか、良く動いてくれたのであっち向きこっち向きと撮った。
 ミドリシジミ ♀O型 緑小灰蝶

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 別の日に撮った個体は、羽化から間もないのかヨシの折れた葉で長い時間翅を閉じたままでいた。
一回り・二回りしてきても閉じたままで、一瞬だけ開いたと思ったらハンノキに飛び上がってしまった。
 ミドリシジミ ♀O型 緑小灰蝶

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 今季のフィールドは寒暖差が大きく雨も強く降ったりで、良かった頃に比べて出現数が少なく感じた。
そのせいか綺麗なB型個体とは一度だけの出会いだった。
 ミドリシジミ ♀B型 緑小灰蝶

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 問題はA型。
図鑑では『橙斑(やや淡色もあり)』とある。
AB型個体のような、橙斑が綺麗に出た個体には出会えなかった。
代わりに出会えたのがこんな個体。
彩度を上げるとうっすらとオレンジ味があるのだが、確信が持てない。
O型かもしれないし・・・、ということで、ここではOA型としておくことにした。
しっかり、橙斑の綺麗なA型個体を撮ってみたいものだ。
 ミドリシジミ ♀OA型 緑小灰蝶

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by photo-etudes-eiji | 2019-06-15 19:00 | | Comments(0)

 今季のミドリシジミ撮影は、その美しい金緑色をしっかり撮るのがひとつの課題だった。
羽化してカサスゲの中から上ってきた個体は、なかなか開翅してくれず。
少しだけ開いたと思えば、ハンノキに舞い上がってしまう。
開翅してもミドリシジミの向きが逆で、青シジミ状態。
 ミドリシジミ ♂(緑小灰蝶)

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 晴れた日は気温が上がって下草で開翅する個体が少なく、羽化して上ってきた個体は1時間も開翅せず。
飛んだと思ったらハンノキの中段に消えてしまう。
 ミドリシジミ ♂(緑小灰蝶)

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 ハンノキの中段から上部では、日中でも数頭が飛び交っていても・・・降りてはくれず。
曇った日は開翅するも、光が射さず金緑色の構造色が出ない。
どういう条件なら、開翅してくれるのか・・・わけも分からず苦戦した。
 ミドリシジミ ♂(緑小灰蝶)

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by photo-etudes-eiji | 2019-06-14 20:00 | | Comments(0)

雨に咲く大賀ハス

 前後してしまうが、こちらを先に。
梅雨らしい雨の朝・・・、散歩ついでに大賀ハスを見に行こうか?
晴れれば混むし、早朝が良いに決まっているし、降り続く雨では水玉だらけだろうが・・・。
絵にならなくても、静かな雨の風情もイイものだろう。
そう思うことにして、でかけた。
 咲き始めた大賀ハスは、この日(10日)38輪咲いたというが10時頃に目についたのは10輪ほど。
蓮の葉には、しとしととそぼ降る雨をロータス効果で集めた水玉がコロコロ。
コロコロ、コロコロ・・・右に左に揺れて遊んでいる。
傘をさして、ゆったりと一回り、二回り。
 オオガハス( 大賀蓮 Oga lotus )

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by photo-etudes-eiji | 2019-06-11 20:00 | 風景 | Comments(0)