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カテゴリ:蝶( 38 )

高原のゼフィルス

 赤谷の森(群馬県みなかみ町北部、新潟県との県境に広がる、約1万ヘクタール(10km四方)の国有林「赤谷の森」を対象に、生物多様性の復元と持続的な地域づくりを進める取り組み=「AKAYA(赤谷)プロジェクト」https://www.nacsj.or.jp/akaya/index.html)の猛禽類調査のついでに、高原のゼフィルスを探しに行った。
今季は梅雨寒の雨模様の日が多く、なんの撮影にも「さんざん撮ったからイイかな・・」と淡泊ぎみだが、晴れ間が少し予想できれば・・・。
高原のゼフィルスでまだ未見の種を狙いたいところだが、なかなかそうはいかない。
最初に出会えたのは、ウラミスジシジミ(裏三條小灰蝶)。

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 裏翅のシワシワな感じから、羽化してそう時間もたっていない個体に思えた。
 ウラミスジシジミ(裏三條小灰蝶)

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 ウラナミアカシジミはゼフィルスの一員で房総では6月の初めには出ていたが、今年の高原では今の時期が発生期なのだろう。
前日の猛禽類調査の最中にも、目の前の幼木にヒラヒラと飛んできたのはウラナミアカシジミだった。
 ウラナミアカシジミ(裏波赤小灰蝶)

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 クロミドリシジミは、ゼフィルスの1種だが構造色の鱗粉は持たないという。
初撮りの種だったが、残念ながら飛び立つ瞬間を撮影できず、表翅がわを撮影できなかった。
 クロミドリシジミ(黒緑小灰蝶)

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 オオミドリシジミは、今期キチンとジックリ撮りたい種だったが・・・。
2カット撮ったところで崖下に飛ばれてしまった。
 オオミドリシジミ(大緑小灰蝶)

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by photo-etudes-eiji | 2019-07-12 21:00 | | Comments(0)

 キマダラルリツバメを「梅雨の妖精」と呼ぶのは、蝶類の研究家=角田伊一さん。
そのキマルリの里は、川霧の浮かぶ名所でもある。

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 日本のシジミチョウでは唯一、尾状突起が2対4本あるキマダラルリツバメ。
 キマダラルリツバメ(黄斑瑠璃燕 The Japanese Silverlines)

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 こちらは、残念なことに一本の尾状突起が欠損していた。

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 梅雨の妖精=キマダラルリツバメは表翅裏翅ともに美しい。
接写レンズで、その裏翅の黒条線の中に伸びる銀白線をよく見てみると、微かに構造色のような輝きを見ることができた。
曇り空でなければもっと良く出たのかもしれない。

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 キマダラルリツバメの魅力は、育ち方の不思議にもある。
幼虫は、生まれると直ぐに桐の樹中に作られたハシブトシリアゲアリの巣に入り、その巣の中でアリにエサを口移しでもらいながら育つという不思議さ。
それも、最近の研究ではどうやらキマダラルリツバメの出す化学物質がハシブトシリアゲアリを惑乱させているそうだ。
 今回、桐の木にいたハシブトシリアゲアリを見ることができた。
樹皮の層間の間隙や幹の枯死腐朽した部分で動き回っていた。
ハリブトシリアゲアリ(針太尻挙蟻)は、樹上営巣性で、地中にではなく樹皮の層間の間隙や枝や幹の枯死腐朽した部分に巣を掘るそうだ。
外敵を攻撃する際にはサソリのように腹部を頭上にまで反り返らせて毒針で刺すという。
手に載せたりしてみたが・・・刺されなかったが・・・。
 ハリブトシリアゲアリ(針太尻挙蟻)

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 キマダラルリツバメの母蝶は、ハリブトシリアゲアリの巣のある桐の樹皮の大きな裂け目や朽ちた樹洞の内側に卵を産み付けて息絶える。
やがて、卵から孵った幼虫はアリの巣に入っていくというから凄いものだ。
 桐の葉と桐の木。

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 タバコの花を初めて見た。
調べてみると、黄緑のつぼみは開くとヒルガオのようなピンクの花になるようだ。
もちろん、ここでは作物だから摘み取られるのだが・・・。
この花が咲く頃が、例年はキマダラルリツバメの最盛期なのだとか。
残念ながら、今回は雌個体に出会えなかった。

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by photo-etudes-eiji | 2019-07-04 18:00 | | Comments(0)

 梅雨の合間のわずかな日照時間を見つけて、シジミチョウの中で僕が一番綺麗だと思うキマダラルリツバメに会いに行った。
今年は梅雨入り後の低温続きで羽化がおくれ、その後は雨・雨とヤキモキしていたがなんとか♂5・6頭に出会えた。
 キマダラルリツバメ ♂ (黄斑瑠璃燕 The Japanese Silverlines)

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by photo-etudes-eiji | 2019-07-03 18:30 | | Comments(0)

 野鳥に合わせながら、山方面でシジミチョウを撮ってきたが、今年は発生が遅かったりしてなかなか合わない。
そんなことから、少し遅かったが散歩がてら地元のゼフィルスをクヌギとコナラの森に探しに行った。
 ゼフィルスとは、『分類学のレベルが低かった時代に、樹上性のシジミチョウの仲間を総括して Zephyrus と呼んでいたのが始まりで、語源はギリシャ神話の西風の神ゼピュロス。』とフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』にある。
ミドリシジミを含む一群=ミドリシジミ類13種と合わせた、以下の計25種が日本産ゼフィルスと呼ばれている。 
 ⑭ウラゴマダラシジミ ⑮ウラキンシジミ  ⑯チョウセンアカシジミ ⑰ムモンアカシジミ  ⑱アカシジミ Japonica lutea ⑲キタアカシジミ  ⑳ウラナミアカシジミ  ㉑オナガシジミ  ㉒ミズイロオナガシジミ  ㉓ウスイロオナガシジミ  ㉔ウラミスジシジミ(ダイセンシジミ) ㉕ウラクロシジミ
(赤字は撮影済みの種で黒字が未見種6月3日の「ミドリシジミ・・・金緑色の輝き① 」と合わせて
 ミドリシジミの少し前から発生していた、アカシジミやウラナミアカシジミもゼフィルス。
 クヌギの木を中心に見て歩くと、枝葉のなかにアカシジミがいた。
開翅した表翅をしっかり撮りたいのだが、木の中段では無理というもの。
 アカシジミ(赤小灰蝶)

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 ウラナミアカシジミも、クヌギの葉陰にいた。
何頭かがクヌギの木から木へと動いていた。
 ウラナミアカシジミ(裏波赤小灰蝶)

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 葉裏から表によいしょよいしょっとよじ上っていくこんな姿は、レンズ越しに見ていても可愛い。

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 中の一頭が、ヒラヒラと舞って地上に降りた。
ここぞとばかりに、腹這いになって撮っていると・・・よく見れば前翅の外縁に一部欠損があった。
クヌギの針のような葉先に切り取られたのかもしれない。
6月も中旬では、無理もないこと。
 ウラナミアカシジミ(裏波赤小灰蝶)

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by photo-etudes-eiji | 2019-06-19 18:00 | | Comments(0)

 ミドリシジミの♀の翅には遺伝的多型があって、表面に斑のないO型・オレンジの斑があるA型・青紫の斑のあるB型・オレンジ斑と青紫斑の両方あるAB型の4型があると図鑑にある。
それならば、その4型をキチンと撮りたいと思うのが性格。
オスの金緑色とメスの4型狙いで、何度かフィールドに出かけた。
蝶類について専門的な知識は全くなく、標本や実物を手にとって見たことはない画像だけのレベルだから、判定が難しい。
いろいろ調べ、蝶屋さんの画像などと比べて、勝手にこの型でいいだろうとしたものなので、その程度の信頼性ということで・・・。
 今季最初に出会ったのが、AB型で、これは自信をもってAB型と思えた個体。
青紫とオレンジの斑がしっかり出ていた。
綺麗に完全開翅したところなど撮りたかったが、ワンチャンスだけ開翅してハンノキに上がってしまった。
 ミドリシジミ ♀AB型 緑小灰蝶

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 ついで撮れたのが、表面に斑のないO型。
光の加減で青味や橙色が出たりしないか、良く動いてくれたのであっち向きこっち向きと撮った。
 ミドリシジミ ♀O型 緑小灰蝶

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 別の日に撮った個体は、羽化から間もないのかヨシの折れた葉で長い時間翅を閉じたままでいた。
一回り・二回りしてきても閉じたままで、一瞬だけ開いたと思ったらハンノキに飛び上がってしまった。
 ミドリシジミ ♀O型 緑小灰蝶

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 今季のフィールドは寒暖差が大きく雨も強く降ったりで、良かった頃に比べて出現数が少なく感じた。
そのせいか綺麗なB型個体とは一度だけの出会いだった。
 ミドリシジミ ♀B型 緑小灰蝶

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 問題はA型。
図鑑では『橙斑(やや淡色もあり)』とある。
AB型個体のような、橙斑が綺麗に出た個体には出会えなかった。
代わりに出会えたのがこんな個体。
彩度を上げるとうっすらとオレンジ味があるのだが、確信が持てない。
O型かもしれないし・・・、ということで、ここではOA型としておくことにした。
しっかり、橙斑の綺麗なA型個体を撮ってみたいものだ。
 ミドリシジミ ♀OA型 緑小灰蝶

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by photo-etudes-eiji | 2019-06-15 19:00 | | Comments(0)

 今季のミドリシジミ撮影は、その美しい金緑色をしっかり撮るのがひとつの課題だった。
羽化してカサスゲの中から上ってきた個体は、なかなか開翅してくれず。
少しだけ開いたと思えば、ハンノキに舞い上がってしまう。
開翅してもミドリシジミの向きが逆で、青シジミ状態。
 ミドリシジミ ♂(緑小灰蝶)

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 晴れた日は気温が上がって下草で開翅する個体が少なく、羽化して上ってきた個体は1時間も開翅せず。
飛んだと思ったらハンノキの中段に消えてしまう。
 ミドリシジミ ♂(緑小灰蝶)

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 ハンノキの中段から上部では、日中でも数頭が飛び交っていても・・・降りてはくれず。
曇った日は開翅するも、光が射さず金緑色の構造色が出ない。
どういう条件なら、開翅してくれるのか・・・わけも分からず苦戦した。
 ミドリシジミ ♂(緑小灰蝶)

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by photo-etudes-eiji | 2019-06-14 20:00 | | Comments(0)

クモマツマキチョウ

 ギフチョウを撮ったら、クモマツマキチョウに会いたくなる。
蝶専門ではないのですべて美しいとは思えないし、毛虫は苦手だし、チャドクガにはやられてひどい目に遭っているし・・・。
それでも、シジミチョウはベネツィアンマスクを思わせるような目がかわいく、ギフとクモツキは別格。
クモマツマキチョウは、表翅の鮮やかな赤味を帯びた黄色またはオレンジがとてもキレイだが、裏翅の色や模様が素晴らしい。
雲の間に金色の雷光が走ったような、金粉をまぶしたような美しさにひかれる。
 クモマツマキチョウ ♂( 雲間褄黄蝶 The Orange Tip

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 早朝にウグイスやオオルリ・コマドリの声を聞き、キビタキ・コルリを見て気温が上がった頃探し始めると、一頭の雄がヒラヒラと現れた。
現れたのはイイが、なかなかとまってくれない。
やっと、カキドオシの花にとまった。
カキドオシ(垣通し)は、シソ科の植物の1種で日本中どこでも道ばたなどで見られる多年草。
こんな時でなければ、滅多に目もくれない草花だが・・・、クモマツマキチョウの時だけは咲いている場所を丹念に探す

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 クモマツマキチョウは、準絶滅危惧種。
長野県では、指定文化財・長野県天然記念物で、指定全域で採集禁止蝶。
採集禁止にもかかわらず、産卵した食草ごと盗まれてしまうといい、昨年もそんな人がいたという。
鳥の世界も蝶の世界も・・・困った人はどこにでもいる、ということか・・・。

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 スミレは満開に咲いているのに、そこにはなかなか来てはくれかった。
やっととまっても、なかなか撮りづらいところ。
キレイに開翅もしてくれず、次から次ぎへと瞬時で飛んでしまう。

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 飛んでいるのは蜂なのか蟻なのか?
まったく分からない。
蟻がシジミチョウと関係性が深いというが、クモマツマキチョウとという話は聞かないから、たまたま吸蜜でバッタリ鉢合わせということか。

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 雌のクモマツマキチョウは、一時間に二度ほどのペースで出てくれたがやはり飛び回ってばかりだった。
どういう時期に発生し、どのような時間帯や条件で開翅してくれるのか?
いろいろなことが不勉強なままでも、とりあえず今年も雌雄に会えた。
 クモマツマキチョウ ♀( 雲間褄黄蝶 The Orange Tip

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by photo-etudes-eiji | 2019-05-26 20:26 | | Comments(0)

ヒメギフチョウの産卵

 野鳥の先輩の影響からシジミチョウのかわいらしさに触れ、シジミチョウを撮ってきた。
別格は、初めて単独登山した針ノ木大雪渓で出会った蝶屋さんの「ギフチョウ」という言葉。
そんな思い出から、シジミチョウ以外ではギフチョウ・ヒメギフチョウ・クモマツマキチョウだけ、このところ毎年会いにいっている。
今年もGW明けに行ってみたが、ギフ1・ヒメギフ4程度の出会いしか無かった。
 ヒメギフチョウ(姫岐阜蝶)

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 現地について最初に出会ったのは、交尾後にまったく動かなくなった個体。
先着の方が教えてくれた。
 ヒメギフチョウ(姫岐阜蝶)

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 狙いは、ギフチョウのイエローバンドという白馬の固有種だったが・・・、残念ながら今年はダメだった。
その上、ギフもヒメギフも個体数が少なく天気が良すぎたせいかまったくとまってくれない。
 ヒメギフチョウ(姫岐阜蝶)

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 何度も幼虫が食草とするウスバサイシンの葉の回りを飛び回っては、産卵場所を探している感じだったので粘ってみた。
 ヒメギフチョウ(姫岐阜蝶)

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 やがて、葉の裏側に潜り込み・・・、10秒20秒とぶら下がっている。
 ヒメギフチョウ(姫岐阜蝶)

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 1・2分ほどたって飛び立っていったので、しばらくして葉の裏を見てみると薄緑色の宝石のような卵が11個生み付けられていた。
 ヒメギフチョウの卵(姫岐阜蝶)

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  ウスバサイシン(薄葉細辛)

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by photo-etudes-eiji | 2019-05-18 20:00 | | Comments(2)

ツシマウラボシシジミ

 長崎県対馬の上島にのみ分布する日本固有亜種で、日本でもっとも絶滅が危惧されるチョウ=ツシマウラボシシジミ。
環境省レッドデータブックでは絶滅危惧Ⅱ類。
そんなシジミチョウが、絶滅を防ぐため生息域外保全が行われている。
所用のついでに、今年も「足立区生物園」に寄ってみた。
 ツシマウラボシシジミ チョウ目 シジミチョウ科

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 ツシマウラボシシジミは、止まっているところを横から眺めれば12ミリほどの小さな蝶。
雄の表翅は光沢のある青紫色なのだが、この日は光が悪く色が出なかった。

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 ふだんは非公開のツシマウラボシシジミだが、GW中は足立区生物園で、主に交尾が終わったオスを大温室で一般公開している。
この時は雄1頭と雌2頭が放たれていたが・・・雌には会えずじまいだった。

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by photo-etudes-eiji | 2019-05-05 06:00 | | Comments(0)

 ギフチョウは、ヒルトッピングという習性をもつ。
山頂に集まってくる蝶のメスは、多くが新鮮で交尾をしておらず、交尾をした後は山を下る習性があり、ヒルトッピングはオスと、未交尾のメスが出会うための行動という。
その習性から、山頂では卍飛翔というクルクルと回りながら高く上がる姿を見ることができる。
そんなことを期待して登ったのだが、到着するとすでに交尾したペアが地面にいた。
 ギフチョウ(岐阜蝶 Japanese Luehdorfia)


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 ギフチョウの雌雄識別として、ふつうメスはオスよりも大型で♂は体背面に長毛が密集、♀は長毛が少なく、前胸背に赤褐色の毛があるという。
素人判断だが、左の個体が♀だと思う。

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 時たま羽ばたいて位置を変え、ずいぶんと撮らせてもらった。
右が♀。


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 最後は結合したまま斜面を下ってしまい見つけられなくなってしまった。
右上が♀、下が♂。

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山頂で一時間ほど過ごし下った川沿いの道は、日当たりのよいところはスミレがずいぶんと咲いていた。
飛来数は少なく、サクラがらみやカタクリなどでは見られずスミレに吸蜜に来た一頭だけ。
 ここに来て欲しいなというところでは撮れず・・・。
 スミレ(菫)violet

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 ギフチョウが出始めて数日?という時季だったが、それでも一通りミツバツツジやスミレで撮れたうえに交尾まで見ることができたのは、運がよかったのかなと思う。


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by photo-etudes-eiji | 2019-04-03 20:30 | | Comments(0)