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カテゴリ:野鳥( 195 )

 渓谷の朝は、片側だけが陽差しを浴びる。
ウグイスが鳴き、コルリがさえずる。
ジョリジョリはメボソムシクイで、ルリビタキもコマドリも増えてきていた。
谷底から高く伸びたコメツガの天辺で、コマドリがさえずっている。
枝と枝の隙間から覗くが、光が降りてきていないので明暗差がつらい。
 コマドリ (駒鳥 Japanese robin)
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 近くにいたコマドリが、対抗して樹林の中で大きくさえずりだした。
なかなか見つけられない!
隙間から目をこらして探し廻れば、折れた枝の先にいるのをやっとの事で見つけた。
 コマドリ (駒鳥 Japanese robin)

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 ウグイスが、笹の中を動き回って近づいてきた。
ピョンと跳びだしたのは目の前の枯れ枝。
こちらを見て、珍しいものを見たかのようにキョトンと・・・。
一生懸命にさえずっているときは細身に感じるウグイスの、こんな感じもかわいい。
 ウグイス  (鶯 Japanese bush warbler)

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 ルリビタキも寄ってきた。
距離を置いて眺めていると、残雪の残る斜面の方に行く。
 ルリビタキ(瑠璃鶲 Red-flanked bluetail)
 
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 枝から斜面の地表に飛び降りては獲物を捕まえ、次の枝へ・・・。
もう少し・・もう少しと祈るような気持ちで待って、やっとバックに残雪を入れることが出来た。
 ルリビタキ(瑠璃鶲 Red-flanked bluetail) 

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 コマドリは数個体はいるだろう。
なかなか姿を現してはくれず、笹薮の中・斜面の木々の中を動いている。
やっとの事でその姿を見つけても・・・なかなかジックリとは撮らせてくれない。
 コマドリ (駒鳥 Japanese robin)

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 谷の古木の中に、キビタキが上ってきた。
ダケカンバだろうか、縦横に伸びた枝の中に鮮やかな黄色!
若葉がまだまだ繁りきらない谷間の枝では、光を受けて黄色は目立つ。
盛んに枝に付いた虫を探しているのだろう。
 キビタキ(黄鶲 Narcissus flycatcher)

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 笹薮の中を動いていたコマドリが、枝に上がった。
見ればクチバシの先に、汚れがついている。
笹薮の中をピョンピョンと採餌して回っていたのだろう。
もう抱卵がはじまっているだろうから、またしばらくは探しづらくなるだろうか?
今年も無事に、巣立ちを迎えられれば良いのだが・・・。
 
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by photo-etudes-eiji | 2019-06-17 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

 梅雨入り前、あちこちでフクロウの子供達が巣立っていった。
過去に何度も歩いた公園の、高木の中段に白いものが動いていた。
大きさや形から、直ぐにフクロウの巣立ち雛とわかった。
 近くにいるだろう親フクロウを探したが、見つけられなかった。
 フクロウ 巣立ち雛 (梟 Ural owl)

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 見上げの高い位置だから、全身は見ることができない。
全身スッキリでもっと広く光景をいれたいが、隙間からしか見えないのでそれは無理。
こちらに気付いた巣立ち雛が、首を伸ばした。
まるで、白いダルマさんだ。
 フクロウ 巣立ち雛 (梟 Ural owl)

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 別のポイントでは、林の中に一羽の巣立ち雛。
遠景をいれて撮りたいのだが・・・、こちらも隙間からしか撮れずでトリミング前提。
2・3カット撮って退散した。
 フクロウ 巣立ち雛 (梟 Ural owl)

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by photo-etudes-eiji | 2019-06-10 21:41 | 野鳥 | Comments(0)

ヤマドリと出会う

 山地を廻ればヤマドリとの出会いはあるが、写真にするといつも逃げていく直前や後ろ姿が多かった。
ヤマドリは、日本にしかいない日本固有種。
しかし、僕のヤマドリの認識はイヌワシやクマタカといった森林性大型猛禽類の、ウサギと並ぶ主要な餌動物というもの。
だからこれまでの出会いも、コマドリを探した雪解けの斜面に採餌に来たときや、冬の雪道でイスカやオオマシコを探しているときに偶然出会った程度。
今回の出会いも、亜高山を廻って下りてきた作業用道路の入り口。
窓を全開にして、鳥の声を探しながらゆっくり走っていると前方にヤマドリが!
 ヤマドリ ♂(山鳥 Copper Pheasant)
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 今回も去って行く後ろ姿かと、エンジンを切って窓から一枚二枚シャッターを切るとふたたび戻ってきた。

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尾羽の長さが際立つ。
ヤマドリは、オスの全長が約125cmで(キジのオス 81 cmほど)・メス55cm ほどだが、オスの尾は長く90cmほど。
ファインダーの中心に眼をもってくると、尾羽が切れてしまう。

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 その上に大問題は、山の刺すような直射日光。
林縁の影から出て来たのはいいが、明暗差が厳しい!
バックの緑も、ギラギラの光に揺れてうるさく騒ぐ。

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 真っ暗に近い日陰に入ってくれて、やっとなんとか一枚をものに出来た。

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 しかし・・・、そこでこちらに気付かれて・・・光あふれる中にスタコラサッサ!
わずか、3分ほどの出来事だった。
 ヤマドリ ♂(山鳥 Copper Pheasant)

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by photo-etudes-eiji | 2019-06-06 19:00 | 野鳥 | Comments(0)

亜高山を廻る

 梅雨前の亜高山へ、車を走らせる。
ウグイスが鳴き、メボソムシクイが所々で♪ジョリジョリ♪と唄う。 
狙いはジュウイチだったが・・・杜鵑類の声がしない。
撮りたい気持ちばかりが先に立って、フライングしたかな~~?
まだ、登ってきていないのかもしれない。
遠くのシラビソの天辺に、♪フィーフィー♪と、ウソがやって来て鳴いた。
 ウソ ♂(鷽 Eurasian bullfinch)

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 しばらく待っていると、だんだんと近づいてきた。
樹木についても知らないことばかりで、ヒノキの若木だろうか?サワラとかだろうか?なんとも判断できない天辺に止まった。

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 そのうちに近くの良いところにやって来て、お見合い状態に。
この木も、白樺・ダケカンバ・ブナ?なんだろなぁ?
 ウソ ♂(鷽 Eurasian bullfinch)
 
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 「冬山の番人」=コガラがやって来た。
この木はシラビソかオオシラビソ。
毎年図鑑を見て、解ったようなつもりになっては・・・翌年、また解らなくなる。
 コガラ(小雀 Willow tit)

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 ♪ジョリジョリジョリ♪と、あちこちで鳴いていたメボソムシクイが姿を見せてくれた。
 メボソムシクイ (目細虫食  Japanese leaf warbler)


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 いつもなら、もうとっくに上ってきてさえずっているはずのルリビタキの声がしなかった。
まだ上がってきていないのかと、少しくだって登山道に続く道を歩くといたいた!
まだ、ペアになっていないのか?よくわからないが、道沿いに採餌していた。
 ルリビタキ(瑠璃鶲 Red-flanked bluetail)

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 ルリビタキはさえずることもなく、枝から枝へ渡っては地面の獲物を探し回っている。
日当たりの良い登山道への道は、やっと若草が伸び出してきたばかり。
もう少ししたら、ルリビタキも天辺でさえずってくれるようになるだろう。
この時は会えなかったが、コルリの声もしたからジュウイチももうすぐやってくるだろう。

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by photo-etudes-eiji | 2019-06-05 19:00 | 野鳥 | Comments(0)

 ヒバリが巣作りをしていた近くには、麦畑が広がっていた。
今では、東京で麦畑を探すのは一苦労だが房総では時たま見受けられる。
一時、テレビドラマをやっていたので、カーラジから♪ムギは泣き ムギは咲き♪と、よく流れていた。
そんなワンフレーズが浮かんでくる景色の中に、「ヒッヒッヒッヒッ・・・・チャッチャッチャッ」と鳴きながら飛んでいくセッカがいた。
 セッカ(雪加 Zitting cisticola)

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 いれば撮る!
ところが、なかなかの難敵で直ぐにムギの中に沈んでしまう。
沈んだと思うと、離れた場所から急に飛び立って去って行く。
その飛びものを狙うが・・・早くて難しい。
そしてなかなか戻っては来ない。
時季が時季だからだろうか?

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 セッカも興味深い鳥だが、ジックリと撮るにはほかの方が優先していた。
興味深い事は二つほどあって、一つは一夫多妻の鳥で「1羽の雄が1シーズンにつくった巣の数は平均6.5個、最多18個の巣」などといった記述があった。
もうひとつが、「繁殖期の雄の特長で口内が真っ黒になる現象」
婚姻色の一種ではないかと言われているそうだが、そこを撮ったことがなかった。
それほど近くはなかったが、鳴いた瞬間を連写してなんとか口の中が黒い感じが撮れた。
だからこの個体は間違いなくオスだ。
 セッカ ♂ (雪加 Zitting cisticola)

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 セッカは卵やヒナの世話をメスにまかせ、次のメスを誘う巣づくりに励むそうだが、そんな様子はなかなか撮影できそうもない。
ほかの鳥が気に掛かってしまうから・・・。

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 ヒバリに気をとられていたら、突然、車の前方横の畦にセッカがとまった。
7メートルほどの近さにビックリしたが、5秒ほどとまってくれたので数カット撮ることが出来た。
セッカの羽根の薄さは特徴的でのびをしたときなど、後が透き通って見えるそうだが・・・、なかなかそうは撮れなかった。

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by photo-etudes-eiji | 2019-05-29 18:00 | 野鳥 | Comments(0)

 田園地帯にヒバリが舞い上がっていた。
♪ピーチュル、ピーチュル、ピーチュク、ピーチュク♪とさえずりながら天高く舞い上がる、「揚げ雲雀」。
 ヒバリ(雲雀 Eurasian skylark)

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 農道の傍らで眺めていると、水田の畦に降りたりすぐ側の畑に舞い降りたり。

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 ヒバリの名は多くの人が知っているが、これを見せるとみんなが「エェ~、こんな顔なの!!」とビックリしてくれる。
  
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 2014年~2016年に、日本野鳥の会がおこなった「わたしの町のヒバリ情報」アンケートで、「見たこと・聞いたことがあるか?」の設問に対しては、どちらも約90%の人が見たこと、聞いたことがあると回答していた。
それは、野鳥の会周辺の人たちの回答だからだろう。
一般の人を対象にしたら、スカイラークやタバコのLarkは知っていても、野鳥のヒバリは名前は100%でも見た聞いたという比率は極端に少ないのではと思う。
 下は巣作りする雌を見守っていたから♂でいいと思う。
 ヒバリ ♂(雲雀 Eurasian skylark)

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 そんなヒバリは、留鳥。
春先から「揚げ雲雀」で求愛・テリトリー宣言して、早ければ三月下旬には産卵に入るはず。
遅かったとしても、この時季にはもう抱卵から育雛にうつっている頃。
見渡せば周辺は草が刈られ・・・、一度目の営巣失敗を思わせる光景。
 ヒバリ ♀(雲雀 Eurasian skylark)

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 その上、巣材を運んでいる場所は・・・畦というより畑のヘリ。
 ヒバリ ♀(雲雀 Eurasian skylark)

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 ヒバリは雌が巣作りをし、雌は頭部の冠羽をあまり立てないというから、この三枚はヒバリの雌でいいだろう。
 ヒバリ ♀(雲雀 Eurasian skylark)

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 道路脇の畑のヘリでは、農機具が入ったらひとたまりもない。
前途の多難さが容易に想像できる。
雌がせっせと巣材を運び、雄は高く舞い上がってさえずる。
時折、雄は近くの盛り上がった土や杭の上でもさえずりを繰り返す。

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 ペアが連れ添って遠くへ行ったので、そのすきに一枚を携帯で・・・。
底はそれなりに巣材が詰まっていたが、回りはまだまだだった。
何とかなれば良いのだが・・・難しいだろうなぁ~~。

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by photo-etudes-eiji | 2019-05-23 17:00 | 野鳥 | Comments(0)

 今年もあちらこちらに、アオバズクが渡って来た。
青葉の芽吹く頃渡ってくるから、アオバ木菟。
あるいは、青葉に付くから青葉ズク。
 アオバズク(青葉木菟 Brown hawk-owl )

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 「木菟」はズクで、ミミズクの別称・フクロウの古語。
耳(のように見える羽角)のあるフクロウということだが、アオバズクにはないし、逆に羽角のあるシマフクロウはシマズクでは無くシマフクロウ。
羽角のあるのはトラフズクやコミミズク。
ペアになった二羽が並んでいた。
  アオバズク 左が♀・右が♂ (青葉木菟 Brown hawk-owl )

 
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 オスよりもメスの方が体が大きい。
並んでいれば一目瞭然だが、別々にいると???で、画像で比べるのはなかなか難しい。

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 フクロウの雛が巣立っていた。
一羽だけ見つけられたが、近すぎて・・・。
証拠写真を2カット・3カット撮って、その場を後にした。
 フクロウ 巣立ち雛(梟 Ural owl)

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by photo-etudes-eiji | 2019-05-22 17:00 | 野鳥 | Comments(0)

 ニリンソウの咲き誇る湿原の日陰に、咲き遅れたキクザキイチゲが一輪咲いていた。
 キクザキイチゲ 菊咲一華

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 コサメビタキの動きを見ながらそんな風景を眺めていると、突然、灌木に飛び込んだ鳥が・・・。
隙間から見えたのは、グレーな背中。
亜種サンショウクイの♀だった。
 サンショウクイ ♀(山椒食 Ashy minivet)


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 そこからニリンソウの中に飛び込んだ。
何かを食べて、また、灌木の枝にもどり・・・を繰り返し・・・。
たまたまニリンソウが咲き誇ってはいるが、林内の灌木を廻って採餌する場面はよく見たし、そこまでは見慣れた光景だった。
やがて、灌木を飛び立ち・・・、降りたところは!!
 サンショウクイ ♀(山椒食 Ashy minivet)

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 開けた湿地の真ん中のミズバショウの葉の上!
経験豊富なバーダーには「そんなこともあるね。」程度のことなのかもしれないが、僕にはとても新鮮な感動だった。


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 林縁の地面に降りるなどは見たことがあっても、ニリンソウの群落にとまって採餌するのは初めて見た。


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 サンショウクイの平均的な体重は21gで、コサメビタキが12.5g・キビタキは14gで、日本では最軽量のキクイタダキが5.6g(あくまで参考値)。
軽量の野鳥なら花にとまってとはなっても、サンショウクイではとまれば沈む、飛び立とうとすれば沈む!
そのたびにピントは外れる。

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 飛び立った瞬間に沈み込んで、翼裏面の白い帯がキレイに見えた。

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 ミズバショウの葉の上ならニリンソウよりはだいぶイイが、それでも同じこと。
まるで、広い舞台でバレエでも踊っているかの動きは微笑ましかった。
 やがて、林縁に戻り・巡り・・・レンズの最短撮影距離近い目の前の枝に。

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 獲物を探し、ニリンソウの中に飛び込んで上がったところで、慌ててレンズを振っているこちらの動きに警戒して去って行った。
ミズバショウの白い苞のある時期なら最高だったが、残念ながら花の時季は過ぎてしまっていた。
それでも大感動だった。

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by photo-etudes-eiji | 2019-05-21 12:30 | 野鳥 | Comments(0)

 渓流沿いで出会う野鳥

 渓流沿いを行けば、早い時期に良く出会うのは、漂鳥または留鳥のキセキレイやルリビタキにミソサザイ・コガラなど。
喉元の白いキセキレイ♀が、石伝いにやってきた。
英名のWagtail のwagとは、(上下・前後・左右に) 振る、振り動かす。
動作を良く表していると思う。
 キセキレイ(黄鶺鴒 Grey Wagtail )

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 漂鳥のルリビタキも、早くから山に登ってきている。
この個体は、肩羽に青味が出始めているから♂の若い個体だ。
渓流を飛び回ってフライングキャッチしたり・・・、良くさえずってくれた。
 ルリビタキ(瑠璃鶲 Red-flanked bluetail)

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 「冬山の番人」とも言われるコガラは、貯食もする留鳥または漂鳥。
これを撮ったポイントでは、標高もそれほどではないのでほぼ留鳥。
渓流沿いの木々に芽吹きがはじまり、よく見ると「ミヤマウグイスカグラ」が咲いていた。
花や葉・柄にも極細の毛がついているから、「深山鶯神楽」。
なんとか枯れ葉のないスッキリした枝で・・・と、粘ってみた。
 コガラ(小雀 Willow tit)

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 「ジョリジョリ」とよく鳴きながら、メボソムシクイが飛び回っている。
何かを捕まえた!
ハエのようなこの虫はなんだろう?
 メボソムシクイは夏場だからさえずり声を聞くことで、同定できたが・・・、これが秋の渡り時期だと、かつては同じと考えられていたオオムシクイやコムシクイとの判別が僕には無理かもしれない。
なんといっても、ムシクイ類の同定は難しい!
同定の証拠に声を動画にしていたら、目の前に茂みに下りてきた。
 メボソムシクイ (目細虫食 Japanese leaf warbler)

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 コサメビタキが、渓流で探し物。
餌探し?と思ったら、巣材あつめの最中だった。
空抜けの高い枝に盛んに巣を作っていた。
 コサメビタキ(小鮫鶲 Asian brown flycatcher)

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 ミズバショウも咲く湿地では、ニリンソウが満開だった。
その群生地の回りで、コサメビタキは盛んに採餌。
良くさえずってくれるのだが、その声を文字で表現するのが難しい。
背景はイイのだが、ニリンソウはボケでいれるのが精一杯だった。
 コサメビタキ(小鮫鶲 Asian brown flycatcher)

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by photo-etudes-eiji | 2019-05-19 20:00 | 野鳥 | Comments(0)

ヤブサメ

 誰もいない静かな探鳥地を鳥友と探し歩いているとき、微かな地鳴きを先に指摘されることが何度かあった。
聴力検査はもちろんしているが、フィールドで指標にしているのが飛来当初のヤブサメ。
ヤブサメは「シシシシシ」と8000~10000Hzの高音で鳴くので、加齢とともに聞き取れなくなってくるというのがバーダーの鉄板ネタ。
そんなヤブサメに、今年は出会えた。
 ヤブサメ(藪雨 Asian stubtail)

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 ヤブサメの声がもっとも良く聞こえそうなのは「夜型さえずり」で、飛来当初の短い期間に樹幹で鳴くというが・・・真夜中は寝ているか、車を走らせているかだから・・・。

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 ヤブサメは全長11Cmで、日本で見られる野鳥のなかではキクイタダキ10Cmなどとならんで小さい鳥。
そのうえや藪や枯れ葉の上、暗い湿った斜面などを動くので保護色になつて見つけづらい。

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 沢沿いをちょこちょこと動き回るヤブサメは、雌雄同色。
繁殖は一夫一妻だそうだが、繁殖後期に一妻多夫状態になることがあるそうだ。
サンコウチョウで、ヒナへの給餌を手伝うペア以外の♂ヘルパーを撮ったことはあるが、ヤブサメのそうした行動が何故なのか解明されていないそうだ。

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 ヤブサメの英名もなるほどね!と感心した。
stubな尾。
stubは、①(木の)切り株、株.②(鉛筆・たばこなどの)使い残り、端くれ ③(入場券などの)半券。

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 ヤブサメが見つけづらいのは、ヤブサメの成鳥の帰還率が他のスズメ目の渡り鳥と比較して低く、成鳥7.7%・幼鳥0.5%だといった北海道での調査報告があったが、そんなことも原因のひとつかもしれない。
かつては良く撮影したポイントで、見つけられなくなったのはこちらの事情だけでは無いのかもしれない。

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 陽も傾き谷も薄暗くなった頃、ヤブサメが梢にのってさえずってくれた。
しっかり、動画で録音した。
 ヤブサメ(藪雨 Asian stubtail)

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by photo-etudes-eiji | 2019-05-17 18:00 | 野鳥 | Comments(2)