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コウノトリ・・・①

 所用で早出したが、どこへ行くにも中途半端な時間・・・、それならと、7月3日に放鳥されたコウノトリを見に行くことにした。
近所の方々が、早朝散歩途中のベンチで井戸端会議。
探す間もなく「2羽とも屋根にいるわよ!」。
幼鳥は飼育棟の屋根で、マッタリと羽繕いをしていて飛び立つ気配もない。
市民農園にはアマサギが一羽。
婚姻色のアマサギは 嘴・虹彩・目先の裸出部・脚が赤みを帯びるというが、もう嘴や虹彩の色があせている。
 アマサギ (猩々鷺・飴鷺・ 尼鷺・甘鷺・黄毛鷺・亜麻鷺  Cattle egret)

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 アマサギで面白いのは、その漢字表記の多様さ。
しょうじょうさぎから飴色まであって、英語表記では牛のような茶色いシラサギということだろう。

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 「ダイサギ」も一羽。
「ダイサギ」もまた複雑怪奇だ。
ダイダイサギとダイチュウサギの2亜種が、日本では見られるそうだ。
いろいろ当たってみても、様々な「ダイサギ」があふれている。
鳥類目録7版(2012年)によれば・・・・
『日本で春から夏に繁殖し、越冬もしている亜種チュウダイサギ (アオサギと同大か、少し小さい)と、大陸で繁殖し日本で越冬する亜種ダイサギ(アオサギと同大か、少し大きい) 』が基本だろう。
亜種チュウダイサギの夏の嘴は黒で冬は黄色となっているが・・・、では、この個体はなんなのだろうか?
眼下にある口角の切れ込みが眼より後ろまで食い込んでいるので、「ダイサギ」に違いはないが嘴の色は、先端のみ黒で全体は黄色だ。
冷夏気味の梅雨時だから黒くなる前なのか、もう秋が来たと黄色くなってしまったのか?
サギ類に目を向けてこなかったので、まったくわからない。
 チュウダイサギ(中大鷺 Eastem Great Egret)

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 コウノトリがなかなか餌取りに田圃に降りてくれないので、その間を遊んでくれたのがツバメ。
 ツバメ(燕 Barn swallow)

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 営巣が遅れたか、二番子かはわからないが親ツバメが盛んに給餌していた。
はじめは雌雄交代で餌運びから糞の始末までしていたが・・・、やがて40羽を越す群れが集まり群舞しだした。
渡り前の集団ねぐらでは数千から万の単位で集まるというが、それを少しだけ想像させる光景だった。
ツバメ(燕 Barn swallow)

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 そんなツバメに遊んでもらっていると、屋根でマッタリしていた「レイ(メス・J0238)・ 左脚 赤・青 右脚 黄・緑」が飛び立った。
 コウノトリ (鸛・鵠の鳥 Oriental White Stork)

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 しばらくして「カズ(オス・J0237)左脚 赤・赤 右脚 黄・緑」も飛び立ち、揃って畦を採餌しながら歩き出した。
  コウノトリ (鸛・鵠の鳥 Oriental White Stork)左「カズ(オス・J0237)」、右「レイ(メス・J0238)」

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 左「レイ(メス・J0238)」、右「カズ(オス・J0237)」

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 「レイ(メス・J0238)・ 左脚 赤・青 右脚 黄・緑」

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# by photo-etudes-eiji | 2019-07-15 21:56 | 野鳥 | Comments(0)

高原のゼフィルス

 赤谷の森(群馬県みなかみ町北部、新潟県との県境に広がる、約1万ヘクタール(10km四方)の国有林「赤谷の森」を対象に、生物多様性の復元と持続的な地域づくりを進める取り組み=「AKAYA(赤谷)プロジェクト」https://www.nacsj.or.jp/akaya/index.html)の猛禽類調査のついでに、高原のゼフィルスを探しに行った。
今季は梅雨寒の雨模様の日が多く、なんの撮影にも「さんざん撮ったからイイかな・・」と淡泊ぎみだが、晴れ間が少し予想できれば・・・。
高原のゼフィルスでまだ未見の種を狙いたいところだが、なかなかそうはいかない。
最初に出会えたのは、ウラミスジシジミ(裏三條小灰蝶)。

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 裏翅のシワシワな感じから、羽化してそう時間もたっていない個体に思えた。
 ウラミスジシジミ(裏三條小灰蝶)

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 ウラナミアカシジミはゼフィルスの一員で房総では6月の初めには出ていたが、今年の高原では今の時期が発生期なのだろう。
前日の猛禽類調査の最中にも、目の前の幼木にヒラヒラと飛んできたのはウラナミアカシジミだった。
 ウラナミアカシジミ(裏波赤小灰蝶)

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 クロミドリシジミは、ゼフィルスの1種だが構造色の鱗粉は持たないという。
初撮りの種だったが、残念ながら飛び立つ瞬間を撮影できず、表翅がわを撮影できなかった。
 クロミドリシジミ(黒緑小灰蝶)

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 オオミドリシジミは、今期キチンとジックリ撮りたい種だったが・・・。
2カット撮ったところで崖下に飛ばれてしまった。
 オオミドリシジミ(大緑小灰蝶)

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# by photo-etudes-eiji | 2019-07-12 21:00 | | Comments(0)

イヌワシとツキノワグマ

 イヌワシは、何度も見たこと撮ったことはあるが、たいした絵は撮っていない。
今回も行ったついでにという程度で、有名地に寄ってみた。
ポイントは、残念ながら予報に反してガスが覆い吹き上げて視界が悪かった。
そんな中でも待っていると、小高い丘の頂上下斜面に黒い物体が動いた。
双眼鏡で覗けば、熊だった。
しかも、子熊二頭をつれていた。
 ニホンツキノワグマ ( Japanese black bear)

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 今季は、戸隠でも熊が遊歩道に現れたりしているが、まさかここで出会えるとは思っていなかった。
親子熊は、斜面の少し開けた草地で若草や新芽を食べているようだった。
二頭の子熊は、斜面の木の5メートルほどの高さに上り新芽を食べたり、母熊にじゃれついたり・・・。

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 そんな熊の動きを、イヌワシは見つけたのだろうか?
熊のいる斜面上空に、イヌワシが現れた。
時には、子熊を襲い運ぶこともあるイヌワシ。
・・・少し期待したが、熊は緑の木々の中に移動し何事も起こらなかった。

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 何度かイヌワシは飛来したが、証拠程度。
夕方前に比較的近くに、真っ正面に飛んで来てまったく羽ばたかず風に乗ってスライドして飛び去った。
残念ながら良い角度ではなかったが、会えただけで良しだろう。
 イヌワシ(犬鷲 Golden eagle)

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# by photo-etudes-eiji | 2019-07-06 17:00 | 野鳥 | Comments(0)

 キマダラルリツバメを「梅雨の妖精」と呼ぶのは、蝶類の研究家=角田伊一さん。
そのキマルリの里は、川霧の浮かぶ名所でもある。

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 日本のシジミチョウでは唯一、尾状突起が2対4本あるキマダラルリツバメ。
 キマダラルリツバメ(黄斑瑠璃燕 The Japanese Silverlines)

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 こちらは、残念なことに一本の尾状突起が欠損していた。

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 梅雨の妖精=キマダラルリツバメは表翅裏翅ともに美しい。
接写レンズで、その裏翅の黒条線の中に伸びる銀白線をよく見てみると、微かに構造色のような輝きを見ることができた。
曇り空でなければもっと良く出たのかもしれない。

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 キマダラルリツバメの魅力は、育ち方の不思議にもある。
幼虫は、生まれると直ぐに桐の樹中に作られたハシブトシリアゲアリの巣に入り、その巣の中でアリにエサを口移しでもらいながら育つという不思議さ。
それも、最近の研究ではどうやらキマダラルリツバメの出す化学物質がハシブトシリアゲアリを惑乱させているそうだ。
 今回、桐の木にいたハシブトシリアゲアリを見ることができた。
樹皮の層間の間隙や幹の枯死腐朽した部分で動き回っていた。
ハリブトシリアゲアリ(針太尻挙蟻)は、樹上営巣性で、地中にではなく樹皮の層間の間隙や枝や幹の枯死腐朽した部分に巣を掘るそうだ。
外敵を攻撃する際にはサソリのように腹部を頭上にまで反り返らせて毒針で刺すという。
手に載せたりしてみたが・・・刺されなかったが・・・。
 ハリブトシリアゲアリ(針太尻挙蟻)

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 キマダラルリツバメの母蝶は、ハリブトシリアゲアリの巣のある桐の樹皮の大きな裂け目や朽ちた樹洞の内側に卵を産み付けて息絶える。
やがて、卵から孵った幼虫はアリの巣に入っていくというから凄いものだ。
 桐の葉と桐の木。

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 タバコの花を初めて見た。
調べてみると、黄緑のつぼみは開くとヒルガオのようなピンクの花になるようだ。
もちろん、ここでは作物だから摘み取られるのだが・・・。
この花が咲く頃が、例年はキマダラルリツバメの最盛期なのだとか。
残念ながら、今回は雌個体に出会えなかった。

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# by photo-etudes-eiji | 2019-07-04 18:00 | | Comments(0)

 梅雨の合間のわずかな日照時間を見つけて、シジミチョウの中で僕が一番綺麗だと思うキマダラルリツバメに会いに行った。
今年は梅雨入り後の低温続きで羽化がおくれ、その後は雨・雨とヤキモキしていたがなんとか♂5・6頭に出会えた。
 キマダラルリツバメ ♂ (黄斑瑠璃燕 The Japanese Silverlines)

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# by photo-etudes-eiji | 2019-07-03 18:30 | | Comments(0)