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2019年 05月 15日 ( 1 )

コルリはヒタキ科

 一昔前、コルリやコマドリ・ルリビタキ・ジョウビタキやノビタキはスズメ目ツグミ科でオオルリやキビタキ・ムギマキはヒタキ科だった。
常用している4冊の図鑑も、買い換えていないのでそのまま載っている。
鳥類学などまったく縁の無かった僕は、同じような見た目の小鳥が、科が違うのは何故だろうと不思議に思ったものだ。
2012年9月に日本鳥類目録改訂第7版が「日本鳥学会」から発表され、ツグミ科は無くなりヒタキ科に統合された。
上記のすべてがヒタキ科にまとまった。
 コルリ ♂ (小瑠璃 Siberian blue robin)

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 ところが、ネットでは今でも時折ツグミ科としてコルリが出てくることがある。
古い図鑑で調べたか、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』でコルリを調べると「スズメ目ツグミ科分類される鳥類」となっているから、ここでコピー&ペーストしたのかもしれない。
ちなみにWikipediaで、ツグミを調べるとヒタキ科になっている。
最新に直したところと、昔のままのところがあるということだ。

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普段僕は、科や属といった分類を気にすることがあまりないが、この時季になると気になってしまう。
 今年も、沢のコルリは良く出てきてくれた。
 コルリ ♂ (小瑠璃 Siberian blue robin)


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 オオルリの鮮やかな瑠璃色に比べて、コルリの羽衣はおとなしい。
オオルリの色はカワセミやブッポウソウなどと同じ構造色だが、コルリは違うのかもしれない。
 
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 英語名の「blue robin」には共感を覚える。
鳴き声が割とにているうえに、飛来当初など同じ場所でコマドリが鳴きコルリが鳴きとうれしい競演が見られるから。

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 コルリの換羽も、よくわからない。
いろいろ見てくると、キビタキの「半ナリ個体」のように一部だけ換羽の遅れた個体に出会う。
下の個体はいわゆる、第一回夏羽♂ということなのだろうか?
 コルリ ♂ (小瑠璃 Siberian blue robin)

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 分からないことばかりだが、小さな小鳥の様々な動きを眺めているといろいろ疑問も浮かんできて、それもまた楽しいことだ。
 コルリ ♂ (小瑠璃 Siberian blue robin)

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by photo-etudes-eiji | 2019-05-15 19:00 | 野鳥 | Comments(0)