2018年 11月 19日 ( 1 )

猛禽を撮る・・・①

 ハト派だからというわけでもないが、ワシタカ類を意識して撮りに行くことはあまりない。
それでも、オオワシ・オジロワシ・イヌワシ・クマタカ・ハチクマ・ウスハイイロチュウヒ・ハイイロチュウヒ・チュウヒ・トビ・オオタカ・ハイタカ・サシバ・ケアシノスリ・ノスリ・ツミ・ハヤブサ・チゴハヤブサ・チョウゲンボウと日本で見られる35種中18種を撮っていた。
だがその中身は、ただ撮っただけで生態も種名判定も雌雄も行動の意味も、あやふやなものだった。
 冬鳥の飛来が遅れていることもあって、猛禽類の飛翔をマニュアル・ピント調整の練習をかねて出かけた。
 チュウヒが遠く飛び、ミサゴが上空を通過する。
ミサゴは何度もついでの機会に撮ったことはあるが、いつも横からの姿で遠ざかっていくものが多かった。
今回は初めてこちらに向かってくる場面を撮れた。
下面のT字系の白い部分が、ひとつの判別ポイントだそうだ。
 ミサゴ(鶚・魚鷹 Osprey)

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 ミサゴは世界に分布し、日本ではほぼ留鳥で魚を狩る姿が人気だが、は虫類や鳥類も食べるから川沿いの農耕地や草原で会うこともある。
うおたかの異名はミサゴの特徴をよく表していると思うが、その名を軍用垂直離着陸機の愛称にされては良い迷惑だろう。
 ミサゴ(鶚・魚鷹 Osprey)

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 森の方から小型の猛禽が頭上に現れた。
一瞬、オオタカかなと思ったが・・・、等倍で切り抜きよく見ると確信が持てない。

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 自信がないので知人に相談した。
白い眉斑や胸元の色、6本の翼指の黒い帯の数、お腹の横斑がオオタカに比べると数が少なく、ハイタカの中指はオオタカに比べて長い・・・など、いろいろ検討してハイタカ雌と判定した。
 ハイタカ 雌(鷂 Sparrowhawk)
 
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 ノスリはトビに次いでよく目にする猛禽。
農耕地で夏鳥ノビタキや冬鳥ベニマシコを撮っていたりするとき、よく上空に出る。
野に顔をこするように飛ぶからノスリと名が付いたといわれるように、草原をするように飛んでいたかと思うと・・・。
 ノスリ(鵟 Common Buzzard)

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 突然舞い上がって、ホバリング。
小鳥を探しているときにはまず目を向けないから、ホバリングが新鮮に感じた。

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 しかし、ここでまた悩んだ。
いつもは下面の白さが目立つのに、背面は滅多に見ていなかったのでこんな角度で撮ったのは初めてかもしれない。
連続撮影した個体だったから、ノスリにまちがいは無いのだが。
 ノスリ(鵟 Common Buzzard)

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 草地や農耕地でホバリングといったら、チョウゲンボウだ。
なかなか大胆で、人間の近くでもよくホバリングしてくれて撮影も楽だから、猛禽の中では僕が多く撮れている種
そうは言っても、雌雄の判別や若い個体なのかの判別はできない。
 チョウゲンボウ(長元坊 Common kestrel)


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 獲物を探しながらも、周囲を警戒し、風をつかんでは羽ばたかずに停空する。

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 尾羽を全開して風を受けての停空に、光が背後からさして白さが輝くようだ。
 チョウゲンボウ(長元坊 Common kestrel)

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by photo-etudes-eiji | 2018-11-19 06:00 | 野鳥 | Comments(0)