2018年 10月 12日 ( 1 )

 いい絵は撮れなくとも「なるほどね!」と、大いに勉強になる時がある。
ゴンズイ?確か魚にそんな名前のものがいたな~?くらいの知識しかないし、モッコクだってあまり普段は気にかけない。
確かに図鑑や本に、モッコクにキビタキの写真はあるが・・・。
 エナガにメジロ・シジュウカラの一団にキビタキが混じって、モッコクやゴンズイに来るという。
モッコクの枝・葉の込み入った表に、キビタキ雌が出て来た。
 キビタキ (黄鶲 Narcissus Flycatcher) モッコク(木斛)

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 キビタキは数羽いるようで、モッコクの枝・葉のドームの中で影だけが動き、時折出て来てはすぐに中に入ってしまう。
キビタキの雄二羽と雌と雌雄の判別が困難な幼鳥がいるようだ。
葉隠れの中で、モッコクの殻の中から赤い実を食べている。
なかなか表に出て来てくれない雄が、やっと!
 キビタキ 雄成鳥 (黄鶲 Narcissus Flycatcher)

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 モッコク(木斛)は防火性、耐火性に優れ、建材に使うと燃えにくく、庭に植えると火の粉を遮って飛び火を防ぐ効果があるそうだ。
さらにモッコクのそばに千両と万両を植えておけば、「千両、万両、もってくる(モッコク)」と金運が上がる縁起かつぎに、情愛を「持つ濃く(モツコク)」ことで良縁に恵まれる縁結びの木だという。
そんな素晴らしい木だそうだが、この日の僕には手強いだけの木。
キビタキはその樹形の中で動き回り、込み入った葉や枝がうるさすぎて撮ろうとする気も萎える。

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 ゴンズイ (権翠) !
『 ミツバウツギ科ゴンズイ属。落葉小高木。別名はクロハゼという。名前の由来は、樹皮の模様(灰緑色で、白褐色の皮目が、縦縞状にある)が魚のゴンズイに似ている、あるいは役に立たないところが似ているなどのことから・・・』とある。
意識して、名前を確認しその実を見たのは初めてだろう。
幼鳥か雌か判別の難しい個体が、ゴンズイの影からその黒い実を咥えて飛び出した。
  キビタキ 雌・幼鳥タイプ (黄鶲 Narcissus Flycatcher) ゴンズイ (権翠)

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 ゴンズイの花言葉=「一芸に秀でる」は、花も樹もあまり冴えないが、実だけは目立つ事からだそう。
こちらは強く納得した。
背景のモッコクの枝がなければ、もう少しすっきりした絵になってお気に入りになるのだが・・・。
キビタキの雄成鳥を、ここで撮れただけでもよかった。
 キビタキ 雄成鳥 (黄鶲 Narcissus Flycatcher) ゴンズイ (権翠)

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 縦位置ですこし大きくトリミングしてみた。
ジックリ時間をかければ、いい絵になるかもしれない。

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 半日粘っても、キビタキはなかなか絵になるスッキリしたところには来てくれなかった。
モミジは良くても、暗いこんなところでマッタリして悩ませる。

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 そんな状況では、良かった一昔前を思い出してしまうのも仕方ないことだ。
房総のクマノミズキで、ホバリングしてくれたころはまだD200の頃だろうか。

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 アカメガシワの時も、良くホバリングやフライングキャッチを見せてくれた。

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 十年は一昔、イイ時にたくさんしっかりと撮っておかないと・・・ということか。
野鳥と木の実の組み合わせもまた、一期一会・・・・。
 キビタキ 雄成鳥 (黄鶲 Narcissus Flycatcher) アカメガシワ(赤芽柏)

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by photo-etudes-eiji | 2018-10-12 06:00 | 野鳥 | Comments(0)