2018年 09月 23日 ( 1 )

旅鳥-エゾビタキ

 タカの渡りも本格化したので、そろそろエゾビタキがきていないかと探しに行った。
早朝、町外れの公園を歩くが野鳥の声は少なく、時折アオゲラの声。
しばらくクマノミズキを探し歩くと、天辺に出入りする小鳥が。
双眼鏡でのぞくとエゾビタキだった。
 エゾビタキ(蝦夷鶲 Grey-streaked flycatcher)

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 エゾビタキは、春と秋の渡りの時季に飛来する旅鳥。
夏にはシベリアやサハリン・カムチャッカ半島などで繁殖し、秋には渡り途中で立ち寄るだけで東南アジアに渡ってしまう。
 ペアのエゾビタキだろうか?
二羽は、気づくとすぐ近くにつかず離れずといった感じでいた。
秋の渡りの時季だから幼鳥とも考えられ、微妙だけれども。

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 クマノミズキの実を啄んでは咥えて葉陰・枝の中に入る。

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 同定の難しい「ヒタキ三兄弟」=コサメビタキ・サメビタキ・エゾビタキのうち、コサメやサメビが夏の高原高地で見られるのに対して旅鳥=エゾビタキはこの時期ならではだ。
サメビタキは、この夏も2000mの亜高山帯の針葉樹林で出会っている。
 サメビタキ(鮫鶲 Dark-sided flycatcher)

 
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 コサメビタキも、サメビタキよりは低い戸隠や日光で営巣・繁殖していた。
この日はエゾビタキの中に、コサメビタキも混じっていた。
ハンノキだろうか?
小枝がらみだけれども、こんな表情はコサメビタキらしいかわいらしさ。
 コサメビタキ(小鮫鶲 Asian brown flycatcher)

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 こちらはクマノミズキの枝の中のコサメビタキ。
 
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 エゾビタキは上空を影絵のように飛び回った、10数羽が飛来しているように見えた。
あちらのクマノミズキやこちらのクマノミズキと、まるで家族単位でお気に入りの木に付いているような感じを受けた。

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 とりあえず撮影してジックリ眺めていると、お気に入りの枝がわかった。
ふたたび三度とこの枝で休憩しては、枯れ枝先に飛び移って美味しそうな実を探す。

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 ホバリングしているところや飛翔場面を狙おうにも、エゾビタキはまだクマノミズキの高い位置ばかり。
こちらは大木の影に隠れて、見下ろし気味の隙間から撮っているのでレンズを振り回せない。

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 しかし、クマノミズキの薄紅色の果柄・果序枝が淡く彩ってくれるから地味なエゾビタキにはイイ感じだった。

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by photo-etudes-eiji | 2018-09-23 06:00 | 野鳥 | Comments(2)