2019年 03月 14日
キクイタダキ・・・水浴び①
自然のままの野鳥を、何もせず自然のままに撮ることはなかなか難しいことだ。
初夏の野鳥ならさえずりの声を大きな頼りにして探せるが、冬場の小鳥は地鳴き。
それが遠く高い位置からでは、なかなか聞こえづらく難儀する。
まして、日本で見られる最小の鳥のひとつ=キクイタダキは、小さな上にチョコマカ動き、一瞬で葉陰に隠れてしまうからなおさらだ。
アカマツや杉の樹間・枝葉の中を動く小さな黒い影を探す。
なにかが樹幹に入った!
そこをレンズで追うと・・・いた!!
キクイタダキだ!
一枚目は、まるで宝探しの画像を!
キクイタダキ(菊戴 Goldcrest)
こんな時ほど、キクイタダキの羽衣が見事に保護色になっていることに感嘆する。
上の画像をトリミングして切り出すと・・・。
フィールドでキクイタダキを探し歩いては、見つけては見失い、また歩いては見つけ・・・。
歩き疲れて待っていると、キクイタダキがやって来てくれた!!
仰向けに寝かせたクチバシの先から尾羽の先までの長さが、鳥の全長。
キクイタダキは一円玉五枚ほどの10cmで、体重は一円玉3から5枚ほど。
松葉の長さと比べると小ささをより実感できる。
松に寄ったり落葉樹の幹に寄ったり・・・。
小枝だったり・・・。
カエデの枝の中だったり・・・。
そこから、一気に!
水場に飛び降りる。