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梅にベニマシコは来るか?


 少し前のことだが、猛禽メインの鳥友から、「ベニマシコは梅の花の枝に来る?」と聞かれた。
僕の少ない経験・見聞では、「冬鳥ベニマシコの採餌は、ハンノキの種子やイタドリの種子・アキニレの種子・ブタクサの実やセイタカアワダチソウの灰白色の冠毛をつけた種子に、ネコヤナギの新芽やノイバラの新芽・フサザクラなどの新芽等を食べているから、花の枝とからむことは普通ないと思う。
地上付近で食べていて、なにかの拍子に花の枝にのることが無いとは言いきれないが・・・」と、答えた。
ところが、「ベニマシコが梅に来ている」というので不思議に思いながら、100%ないとはいいきれないので見に行ってみた。
 二昔前に通ったことのある懐かしい谷地田で、ベニマシコが好むハンノキやカワヤナギがあり、笹藪やタデ科やイネ科の枯れ草もあるところ。
一角に梅の木がある。
しばらく待つとベニマシコがやって来た。 
ノイバラに成鳥♂がやって来たが・・・このイノコヅチは??

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 梅の枝に雌タイプがのった。
急いでレンズを向けシャッターを切ると、梅の枝にイノコヅチの枯れ穂があり、その実を食べ始めた。
風に吹かれて、そんなところに枯れ穂が舞い上がったのかとよく見ると・・・!!!
 そういうことだったのか!
一昔前に、近県の梅園で梅オオマシコ騒動があった。
最近では、ハギの群落そばで雪の道にアワだかヒエだかを撒き散らかすカメラマンもいた。
そうして撮って、一部を切り抜き修正して・・・・・。
「麻薬」にハマると、ほんとうに恐ろしいものだ。

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 周辺を探してみると、塒にしそうなポイントはたくさん。
雌や若い個体が笹薮から出たり入ったりしながら、盛んに採餌していた。
 ベニマシコ(紅猿子 Long-tailed rosefinch)

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 食べていたのは、やはりイノコヅチやセイタカの綿毛のような種子。折れた竹の節にのったり・・・。

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 ベニマシコが渡り前の時季によく食べるのが、ヤナギの新芽。
カワヤナギ(ドロヤナギ?ネコヤナギ?自信は無いが)だろう、その枝先の花穂を食べている。
一番下の個体は新芽の緑がクチバシに。
等倍で見ると、見張り役?の♂以外がしっかり食べている。

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 セイタカの穂先にのったベニマシコは、嘴回りが綿毛いっぱい。
モシャモシャと食べる姿は微笑ましい。

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 人生いろいろ、ましてカメラ趣味もいろいろとはいえ・・・。
「人のふり見て・・・」と考えていても、気が滅入るから昨年の雪の原野のベニマシコを一枚現像してみた。
かわいらしさは変わらないけれど、厳しい自然を生きるベニマシコの強さを見る思いだった。

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Commented by torimingoo at 2019-03-06 08:50
おはようございます!

ネットに出ていたので何かあるなぁと
思っていたらやはりでしたか・・・。
(^^ゞ
私も過去はそういうシーンを撮影したりしましたが
やはり不自然な所にいるのには
訳が大体ありますね。

最後の大雪原の中のベニ。
秀逸です(#^.^#)
Commented by photo-etudes-eiji at 2019-03-07 19:46
> torimingooさん
 確率は非常に少ないけれど無いとはいえないので、確かめに行った次第。
ミルワームを食べるオジロビタキ・ペット用の餌を食べるオオマシコやミヤマホオジロ。
調べてみたら、ツイッターや投稿掲示板にあふれていますね。
おかげで、昔からのフィールドも安心して撮れなくなってしまいました。
ヤラセや偽装は、あれだけたたかれることなのに・・・。
なにもたさずなにもひかず・・・野鳥を撮りたいものです。 
by photo-etudes-eiji | 2019-03-06 06:00 | 野鳥 | Comments(2)