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ハイイロチュウヒの不意打ちハンティング

 地上1mほどを這うように滑空していたハイイロチュウヒが、突然に両脚を突き出し草むらにおりる。
中空でホバリングしては一点を狙い定めて急降下し獲物を狩るノスリに対して、チュウヒやハイイロチュウヒは帆翔しては獲物を見つけ次第宙返りするかのように身を翻して襲いかかる。
それまで閉じられていた尾羽が、花開くように黒い横斑が全開する。
ハイイロチュウヒの雄の尾羽下面が灰白で横斑もそれほど目立たないのに対して、雌は鮮明だ。
 ハイイロチュウヒの狩り、はチュウヒと同様に帆翔しての不意打ちハンティングがメインのようだが、獲り逃がしたときなど地上に下りたまま逃げた獲物が現れるまで待ったりする行動も見られた。
 ハイイロチュウヒ ♀(灰色沢鵟 Hen harrier)

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 西の空が色付き始める頃、ハイイロチュウヒの雌はねぐらに戻っていった。

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by photo-etudes-eiji | 2019-01-14 17:00 | 野鳥