猛禽を撮る・・・⑦干拓地で出会う


 広い干拓地を廻ると、いろいろな野鳥に出会う。
オオタカが釣り堀の傍らの木に潜んで、カモでも狙っているのだろう。
車窓から証拠写真を撮って、見えるか見えないかぎりぎりまで近づいたら・・・飛び立たれた。
 オオタカ(大鷹 Northern goshawk)

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このオオタカは標識調査されている個体。
脚環がされているが、数字をすべてを読み切れなかった。
枝被りの中から飛び立ち数カットを撮ったが、目が枝で隠れたりしてろくな写真にならなかった。
 オオタカ(大鷹 Northern goshawk)

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 タゲリの群れが田圃に降りていた。
冬鳥のタゲリは、背面の暗緑色の金属光沢が美しいがジックリ撮るのが狙いではないので数カット。
 タゲリ(田鳧 Northern lapwing)

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 タゲリはトラツグミと同じように、脚で地面をたたきその震動でミミズなどをおびき出して採餌する。
そんな場面をジックリと思うが、なかなか機会が無い。
 タゲリ(田鳧 Northern lapwing)

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 タゲリは雌雄同色だが、メスは頭部と胸部の黒い部分に褐色味があるという。
ジックリと狙わなければ、なかなか判断は難しい。
 タゲリ(田鳧 Northern lapwing)
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 モズが、こちらが驚くほどに近づいてきた。
朝日をうけて肩羽の灰色が染まっているが、初列風切の白斑があるから雄個体だ。
 モズ(百舌 Bull-headed shrike)

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 思いがけない出会いもある。
ペアのように寄り添って採餌する2羽を見つけた。
少数が越冬飛来するヒシクイとマガンだった。
絶滅危惧II類で 、日本では1971年に国の天然記念物に指定されているヒシクイ。
日本雁を保護する会とロシア科学アカデミーとの共同標識調査で、ロシアのツンドラ地帯で繁殖する亜種ヒシクイの内、カムチャツカ半島南部の群れが日本へ渡ることが明らかになったという。
 ヒシクイ(菱喰 Bean goose)

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 ただ、普段から水鳥は撮っていない僕がすぐにヒシクイと同定できたわけではない。
あたりに他の鳥影はなく、2羽の種が違うことにおかしさを感じて撮るだけ撮って帰宅後図鑑で確認したのだ。
もう一羽のマガンは、歌川広重の作品「月に雁」にも登場した冬鳥で「準絶滅危惧種」。
 マガン(真雁 Greater white-fronted goose)

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 電柱の上であたりを見回しているのは、ハヤブサ。
ハヤブサは山方面でたくさん撮っているので、絵にならないから証拠写真に押さえただけだが、ここもまたハヤブサの狩り場ということだ。
 ハヤブサ(隼 Peregrine falcon )

 
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by photo-etudes-eiji | 2018-12-23 06:00 | 野鳥 | Comments(0)