2018年 12月 23日
猛禽を撮る・・・⑦干拓地で出会う
オオタカが釣り堀の傍らの木に潜んで、カモでも狙っているのだろう。
車窓から証拠写真を撮って、見えるか見えないかぎりぎりまで近づいたら・・・飛び立たれた。
オオタカ(大鷹 Northern goshawk)
脚環がされているが、数字をすべてを読み切れなかった。
枝被りの中から飛び立ち数カットを撮ったが、目が枝で隠れたりしてろくな写真にならなかった。
オオタカ(大鷹 Northern goshawk)
冬鳥のタゲリは、背面の暗緑色の金属光沢が美しいがジックリ撮るのが狙いではないので数カット。
タゲリ(田鳧 Northern lapwing)
そんな場面をジックリと思うが、なかなか機会が無い。
タゲリ(田鳧 Northern lapwing)
ジックリと狙わなければ、なかなか判断は難しい。
タゲリ(田鳧 Northern lapwing)
朝日をうけて肩羽の灰色が染まっているが、初列風切の白斑があるから雄個体だ。
モズ(百舌 Bull-headed shrike)
少数が越冬飛来するヒシクイとマガンだった。
絶滅危惧II類で 、日本では1971年に国の天然記念物に指定されているヒシクイ。
日本雁を保護する会とロシア科学アカデミーとの共同標識調査で、ロシアのツンドラ地帯で繁殖する亜種ヒシクイの内、カムチャツカ半島南部の群れが日本へ渡ることが明らかになったという。
ヒシクイ(菱喰 Bean goose)
もう一羽のマガンは、歌川広重の作品「月に雁」にも登場した冬鳥で「準絶滅危惧種」。
マガン(真雁 Greater white-fronted goose)
ハヤブサは山方面でたくさん撮っているので、絵にならないから証拠写真に押さえただけだが、ここもまたハヤブサの狩り場ということだ。
ハヤブサ(隼 Peregrine falcon )