天辺コマドリ・・・オオシラビソの実②

 シラビソもオオシラビソもタップリと球果を付けているのに、なかなか撮れないでいた球果の天辺コマドリがやっと撮れた。
今年はどこの峠も、シラビソやオオシラビソの球果が見事についている。
今年こそはとワクワクしながらあちこちに通ったが、なかなか思うようにはいかなかった。
飛来の時期・求愛の時期・営巣から巣立ちの時期と時間だけが過ぎ、おまけに天候不順で大雨や猛暑。
これからは換羽もあって、なかなか出も悪くなるという時に、やっと! 
青空に気持ち良く「♪ヒンカララ~~♪」。
 コマドリ(駒鳥 Japanese robin)

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 正直、もう時期的にダメだろうなと思っていた。
コマドリが、天辺に止まってさえずるのは何故なのだろうか?
少ない鳥見経験では天辺でよくさえずるオオルリなどから類推するしかないが、以来直後のメスを呼ぶ求愛やテリトリー宣言・抱卵するメスとの「見守っているよ」というようなコミュニケーション・巣立ち雛への呼びかけ・・・などからだろう。
オオルリも子育てが終われば、天辺でさえずる姿は格段に少なくなる。
事実ここでも、オオルリはもう谷筋の枝の中で鳴いているだけだった。
 そんな時に、相変わらずどこで鳴いているのか探せずにいたコマドリのオレンジ色が突然天辺に。
瞬時にオオシラビソの球果の有無を確認した。
しっかりとついているので、うれしさがこみ上げてきた。
が、主幹からの主枝が徒長気味なのが残念。


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 前回は泣かされた空気の揺らぎもまだそれほどではないし、それ以上に前回よりも気持ちだけ近い幹なのがよかった。
コマドリはよくさえずってくれた。
ライブビューでピントを合わせ、縦位置に変え横位置に戻し、動画に変え・・・。


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 青空バックで構図を変え、消えそうな雲の筋を入れ・・・。
緑の谷筋を背景に、絞ったりぼかしたり・・・。
思いつくいろいろをしっかりとやらせてもらった。


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 距離があることから、勾配を上ったり下りたりするこちらの動きは、コマドリにはまったく関係がなかった。
結局、コマドリはこの樹冠で23分間さえずりを繰り返してくれた。
 その声は、穏やかなさえずり。
争うでも、必死に呼びかけるでもなく、心なしか大仕事を終えた開放感さえ感じられた。
 出会いはこれでおしまい。
スト~~ンと谷筋に落ちていき、消えてしまった。


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Commented by torimingoo at 2018-08-04 14:53
こんにちは!

撮影出来た喜びが
文面からよく伝わって来ました。
(#^.^#)
撮影成功おめでとうございます!

私もいつかこんな絵になる
写真を撮ってみたいです。
^ ^
Commented by photo-etudes-eiji at 2018-08-04 20:21
声はすれど見つけられない、出てきてくれない・・・泣きが入ってやっと一枚でした。
諸先輩はもっと綺麗なシラビソコマドリを撮っているのに、僕はこの程度。
それでもうれしかったです。
ありがとうございます!
by photo-etudes-eiji | 2018-08-03 23:18 | 野鳥 | Comments(2)