コルリ

 早朝は細い沢筋の左岸の上部で、「ヂヂヂッ カララララ~」とさえずっていたコルリ。
日射しが沢に届き出すと、水際に降りてきた。
力強さは感じないが、跳躍競技のフィールド・アスリートのような精悍さと長い跗しょ(脚)が目をひく。
 コルリ ♂(小瑠璃 Siberian blue robin)

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 コルリの暗青色を「ラピスラズリのよう」と表現するのをたまに目にするが、僕はまったくそうは思わない。
手元のアフガニスタン産ラピスラズリの原石や磨かれた玉と見比べれば、コルリの青は残念ながら明るさがない。
ラテン語のラピスは石・ラズリは青い色から来ているが、鉱物であるラピスラズリはパイライトという金粉のようなが斑点と母岩の白いカルサイトが混入して、青空に金の星をちりばめて輝いている。
瑠璃色と赤味を帯びたオレンジに白い眉斑のルリビタキの方が、ラピスラズリと形容するにふさわしいと思う。
 そうはいっても、こんな表情は鋭さが隠されてたまらなく可愛い。


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 獲物を探してLongJunperのようにピョンピョンと移動。
なかなか良いところが少ないので、ここでも良しかな。 

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 上空を猛禽でも飛んだのだろうか?
突然に空を見上げた。
胸元から喉にかけての純白は、野鳥の中でも一・二の美しさではないだろうか!
 

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 林床のわずかな空間で、少しだけマッタリと一休み。
 羽繕いをする間も、テンなどを警戒してか左右前後を警戒している。

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 一休みして獲物探しを再開。
キレイとは言いがたいよどみで、一生懸命に探し廻る。
新緑が水面を染める。

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 チョコマカとすばしこい動きは、見事なもの。

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 こちらを警戒してはいるものの、急な動きをしなければ逃げずに採餌続行。


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 そんな折に見せてくれる、こんな仕草がコルリらしい可愛らしさかな。

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by photo-etudes-eiji | 2018-05-04 06:00 | 野鳥 | Comments(0)