ヤマヒバリ・・・驚きの生態③

 ベニマシコの後を追いかけるように採餌していたヤマヒバリ。
そんな時間が50分ほど続いたあとに、今度はいつの間にか現れたミヤマホオジロの所へ。
ミヤマホオジロが雪面からジャンプして、穂先の実を食べる。
ここでもヤマヒバリは、その雪面のおこぼれを食べた。
 ヤマヒバリ Siberian accentor

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 自分で、枝に乗って採餌しないわけではない。
しかしこの時、60分近くはベニマシコやミヤマホオジロにくっついて、そのこぼした種子を食べていたのだ。
なぜ、こうした行動をとっていたのか?
経験豊富な野鳥研究者なら、いくつかの回答をすぐに出してくれるのだろうが・・・僕には、想像・推論するしかない。
若い個体で?迷鳥として?見知らぬ土地に来てしまったから、生態が近い?ベニマシコやミヤマホオジロの採餌に習っているとか・・・。

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 一時間を過ぎた頃、ベニマシコ達はねぐらの方に戻った。
ヤマヒバリはここに居付いたまま。

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 茎の元には、風に揺れてできたのか逆円錐形の窪みがある。
そこに降りて、落ちた種子を食べ始めた。

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 ポッコリとくぼんだ中に体が半分隠れる。
この植物はなんなのだろう。
ギシギシ?アカザ系のなにか?それがまったく解らない。

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 穂先に乗って突くように種子を食べたかと思うと、窪みにはいって落ちた種子を食べる。

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 そんな行動を30分近く見せてくれた。

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 17:30を過ぎて、陽はとうに山の端に沈み・・・出ている内は帰れないこちらの気持ちを察したのか、ヤマヒバリもやっとねぐらに帰っていった。

 
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 この時以降、ヤマヒバリに出会えたのは三度ほど。
一度はこんな林縁の伸びたつるのようなガサ藪のようなところ。

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 もう一度は同じような場所だったが、チリリチリリという地鳴き声を聞かせてくれた。
最後は路肩の雪の消えた路面での採餌だった。
それは登山道などでよく見るカヤクグリに似た行動だった。

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 始めて自然のままの採餌行動を見たが、冬鳥どうしで共生するような感動的な場面だった。
地鳴きの声と採餌を動画にとっておいた。

                   

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Commented by torimingoo at 2018-04-03 21:03
こんばんは!

はじめまして。
いつも素晴らしい活動内容に
憧れの眼差しで拝見させて
いただいてます。

今回のヤマヒバリ。
貴重な採餌シーンですね。
(#^.^#)
それをじっくりと
観察なさる姿勢に
とても感動致しました。
私もいつかこんな活動ができたらと
やめ見ています。^ ^
Commented by photo-etudes-eiji at 2018-04-04 22:20
> torimingooさん
持ち上げすぎですよ!
よく知らないから驚きだっただけです。
10年一昔前、お会いしていますし、その頃から torimingooさんのブログはお気に入りにして見させていただいてました。
皆さんのブログから、たくさん勉強させてもらってたんですよ。
今回のヤマヒバリも、そんな先輩が見つけてたまたまご相伴にあずかっただけなんです。



Commented at 2018-04-05 08:45
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2018-04-06 18:26
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
by photo-etudes-eiji | 2018-04-03 20:53 | 野鳥 | Comments(4)