人気ブログランキング | 話題のタグを見る

高原の野鳥たち

 野鳥を探して高原の道を走る。
野鳥が食べる木の実や、その食べかすが落ちた食痕を探す。
ヤドリギの近くのモミの木に、ヒレンジャクが一羽。
近くにもう三羽いた。
大半のレンジャクは、大雪のあと暖地の都市部の公園などに移動したようだったのに、少数が残っていた。
  ヒレンジャク(緋連雀 Japanese Waxwing)

高原の野鳥たち_e0365355_22342856.jpg


高原の野鳥たち_e0365355_22342809.jpg

 林縁の雪の斜面でぶら下がっていたのは、ミヤマホオジロだった。
 ミヤマホオジロ(深山頬白 Yellow-throated bunting)
 
高原の野鳥たち_e0365355_22365160.jpg

高原の野鳥たち_e0365355_22365277.jpg


 ビックリしたのは、ベニマシコが出て来た雪原にいつの間にか、つられてか?出て来ては、一緒に採餌していたこと。


高原の野鳥たち_e0365355_22364250.jpg

 そうかと思えば、雪の少ない針葉樹の根元の地面が出たところで、落ちた実か?草の種などを探している。

高原の野鳥たち_e0365355_22365644.jpg

 近くにはシメがいた。
湾岸に暮れから来ていたシメが、雪の高原にまだ残っていたことにも驚いた。
 シメ(鴲 Hawfinch)

高原の野鳥たち_e0365355_23160732.jpg

 オオマシコはキハダの実を食べる。
別の場所のキハダは、ツグミとヒヨドリが合わせて三〇羽ほどで群がっては食べていた。
若いオオマシコの♂や雌中心の七羽ほどが、残り少ないキハダに来ていた。
 オオマシコ(大猿子 Pallas's rosefinch)

高原の野鳥たち_e0365355_22594195.jpg


高原の野鳥たち_e0365355_23005356.jpg


 キハダの枝で食べていたと思うと、枝下の雪面に降りては落ちた実も食べる。
林内だから安心して降りているのだろうか。

高原の野鳥たち_e0365355_23005377.jpg


 マヒワの集団は、次から次へとカラマツを渡り歩いて採餌。
この時は五〇羽ほどの群れだった。
中にベニヒワが数羽混じっていた。
先日行ったときには、ベニヒワだけで一目一〇〇羽近い群れが来ていた。
 マヒワ(真鶸 Eurasian siskin)

高原の野鳥たち_e0365355_23153379.jpg



 採餌するオオマシコの群れの中に、ハギマシコが一羽混じっていたことに驚いた。
その上、そこにベニヒワの群れが来て三者が同じ木で採餌した。
滅多にない経験は、残念ながら逆光側で出会った。
わさわさの被りまくりうえに向こうを向いたままのハギマシコ!
それでも、そんな場面に出会えたことがうれしかった。
ベニヒワ(紅鶸 Common redpoll)とハギマシコ(萩猿子 Asian Rosy finch)

高原の野鳥たち_e0365355_23154968.jpg






  


by photo-etudes-eiji | 2018-02-24 18:00 | 野鳥