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ベニヒワ・・・2018

 天気予報は、寒気が到来し80%の雪予報で悩んだが、ベニヒワに会いに行った。
夜間に降り出した雪は、車に20cm以上積もっている。
雪国の人には普通のつもり方でも、僕には大雪。
雪原のカラマツやハンノキに、ベニヒワがやってきた。
 ベニヒワ (紅鶸 Common redpoll)

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 ベニヒワは北半球の高緯度に繁殖し、日本には冬鳥としてやってくる。
北海道では多い年には三〇〇羽の群れ、などということもあるようだが・・・。
数十羽の群れだった。
心なしか成鳥雄の個体が目についた。

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 雪は降ったりやんだり、ベニヒワは下を向いて盛んにハンノキの実をほじって一瞬顔を上げる。
そのタイミングに合わせてシャッターを切る。


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 小枝に飛び移り小刻みに歩いた。
その瞬間、風に雪が舞った。

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 できるだけスッキリとした枝先で・・・と、赤い成鳥雄を探す。

                  
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 そうは言っても、なかなか都合の良いところには来てくれない。
カラマツの木は手こずる。
大半は小枝の密集した中。
そんな時は等倍トリミング前提だ。


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 小枝の先に出てもくれるが、ここもまたなかなか絵にしづらい。
どう撮れば良いのか、何度撮っても悩む。

 
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 胸元にイチゴシロップをこぼしたような色合いは、白と茶色のカラマツの中でも目立つ。

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 集団でカラマツにやってきては、思い思いの実に掴まっては種をついばむ。
ベニヒワには一時的に食べたものを貯めておく素嚢(そのう)があり、ため食いができるそうだ。
一羽がぶら下がっているところに、もう一羽が来てしまった。
翼で、「あっちへ行け!」とでもいっているのだろうか?  

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 すんなりと、次の枝に移っていった。

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 「雪の中のベニヒワ」を狙って行ったのだが・・・ピントが難しい。
雪でベニヒワを見づらく、マニュアルでのピントあわせがきびしい。

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 雪の積もった枝の中なら、合わせやすいのだが・・・・。

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 たっぷりと雪の積もった枝止まりは、カラマツのうるささを少しだけ中和してくれた。
 
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by photo-etudes-eiji | 2018-02-08 21:00 | 野鳥