コハクチョウの個体識別・・・ビルパターン

 コハクチョウをジックリ眺めていると、それぞれの正面顔が違うことに気づく。
クチバシの黄色と黒の模様=bill-pattern(ビルパターン)がはっきり違うのだ。
「日本白鳥の会」の『角田 分(かくた わかつ)』さんの論文・HPなどによれば・・・

①クチバシの黒色部分が額の羽毛部分まで達している「Darky ダーキー」
②黒色部分が途中で無くなり黒と黄色に別れている「Yellowneb イエローネブ」
③黒色部分が額まであるが、途中に黄色部分がある「Pennyface ペニーフェイス」
の三タイプに分けられるそうだ。
本埜村の白鳥の中から、それぞれのタイプを探してみた。
 コハクチョウ(小白鳥 Tundra swan)Darky(ダーキー)タイプ

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 コハクチョウ(小白鳥 Tundra swan)Yellowneb(イエローネブ)タイプ
Nebとは嘴でBillも同じ。

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 手前の個体がコハクチョウ・イエローネブタイプで、奥の個体はオオハクチョウ。

                   
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 コハクチョウ(小白鳥 Tundra swan)Pennyface(ペニーフェイス)タイプ
pennyは、僕の想像ではイギリスの銅貨あたりからきているのかなと思う。
黒の中にペニーを乗せたような・・・黄色・・・。
 

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 なかなか、クッキリスッキリと黄色部が円形に黒に囲まれた個体は見つからなかった。
むしろ、黒い部分が中途で分かれた感じの個体が多かった。

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 飛び立ってゆく個体はやはりペニーフェイスだったが、その右脚下でうつむいている個体はきれいなペニーが出ている。

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 悩むのはこうした個体で、かすれている。
一応これもペニーフェイスに入るのだろう。

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 オオハクチョウについてはどうなのか?
日本に渡ってくる多くはロシア東部からの個体で、その96%がイエローネブタイプだそうな。
久しぶりにハクチョウをジックリと観察した。






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by photo-etudes-eiji | 2018-01-31 18:29 | 野鳥 | Comments(0)