カラムクドリ

 ネパール旅行から帰ってずいぶんたつのに、いまだに8000m峰の連なる景色がまぶたを閉じれば浮かぶ。
そうは言っても、普通の日常に戻ってあちこち歩いている。
 近くの散歩道は台風の影響か、今年は柿の実が全くなかったので早くからピラカンサの実に野鳥が集まって順番に食べ尽くしている。
この辺ではヒヨドリ・ムクドリ・オナガが集団で巡回する。
いつも散歩やジョグの人通りが多く、最後まで残るピラカンサにカラムクドリが来た。
 カラムクドリ(唐椋鳥 White-shouldered Starling)

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 カラムクドリは今年あちこちで出たようだが、僕は2015年1月以来の出会い。
日本では数少ない冬鳥または旅鳥で、本州では稀な迷鳥。
中国大陸南部で繁殖し、冬は台湾・フィリピン・インドシナ半島などに渡って越冬する。
南北が反転して湾岸に来てしまったのだろうか。
桜の高い枝に留まって様子をうかがい、やがてピラカンサの枝の中に降りる。

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 ムクドリが体長24cmくらいなのに対しカラムクドリは19cm~20cm。
一回り小さいうえ、雨覆いの白色が目立つ。
ただ・・・枝被りでなかなかそこをはっきりと見せてくれない。
 

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 枝被りの中から、ピョンと跳びだしてはお気に入りの房に。
こんな時に雨覆の白が確認できるので、これは雄だろうと想像が付く。
雌は大雨覆が黒いので、白い部分は少ない。

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 時たま、ネズミモチの木の中で一休みしていることがあった。
滅多に見ないが、ネズミモチの実を食べた。
ネズミモチの実はヒヨドリの独り占めかと思っていたが、ムクドリの仲間だからカラムクドリも一応食べるようだ。
証拠を撮れた。

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 カラムクドリは、ムクドリ・ギンムクドリ・ホシムクドリが地上に降りるのに対し、コムクドリ同様に樹上性であまり地上には降りない。
桜の枝で上空を見つめる。
どうも肩の黒や薄茶が気にかかる。
こちらは若い個体なのかな?

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 こちらは成鳥雄といってイイのだろう。
滅多に見ることのない野鳥だから、素人判断だが・・・。

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 2羽が並んだときに両方が側面や背面をみせてくれれば、いろいろ判断もできるのだが・・・。
撮りためた画像を見ても、どうも雌と断定できる画像がなかった。 
 
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 まぁ、滅多に会えない迷鳥だから、仕方ない。

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 時たま良いところに!と思った瞬間、予定方向に反して飛ばれてしまった。

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 遠目に見ると眼瞼輪の白い輪がメジロのようでかわいくもあるが、メジロ同様に強面の顔だ。 

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 チョコンと枝に留まってこちらを見ている感じは、クチバシの色といい何となく幼鳥っぽい。
だんだん 実が少なくなって来たがもう少しいてくれれば良いな!

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Commented by cactuss at 2017-12-27 19:21
カラムクドリという名前は野鳥情報で何回か目にしました。
珍しい野鳥なんですね。機会があったら撮影に行きたいと思います。
Commented by photo-etudes-eiji at 2017-12-28 09:27
 cactussさん、ご無沙汰しています。
どうしても見たいというなら別ですが、実も少なくなりましたから・・・。
一時は50・60人が押しかけましたが、まともに撮れるのは5/6人くらいで他は被り写真・半身写真ばかりでしょう。
僕は散歩コースなのでいろいろな時間で様子見できますが、そちらからでは費用対効果悪すぎでしょう。
 ムラサキシジミやムラサキツバメの集団ねぐらも、今期はまったくダメですし・・・・。
by photo-etudes-eiji | 2017-12-26 21:13 | 野鳥 | Comments(2)