ソバの花とノビタキ

 10日ほど前は3羽が、時たま寄ってはすぐにいなくなってしまう程度だったソバ畑。
新しい家族も飛来したようで、数羽がソバ畑で飛び交っていた。
 ノビタキ(野鶲  英名 Common Stonechat )

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 一面の白と緑の中に、比較的地味な羽衣のノビタキ。
秋の爽やかな空気の中、しっとりとした風合いがしっくりとくる。
のんびりとした気持ちで、ノビタキの動きを眺める。

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 ネギ畑やインゲンの竹柵支柱の天辺で休憩しては、ソバ畑にやってくる。

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 一羽止まった近くに、もう一羽ががやってきた。
飛来当初のテリトリーづくり期ではないので、まるで追いかけっこでもして遊んでいるようだ。

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 春のアゲヒバリのように、高く飛び上がったと思うホバリング。
あっちを見たりこっちを見たりしながら停空飛翔。
全開した翼の小ささが目につく。
風をつかむ大きな翼のタカの渡りに比べて、この翼で渡っていくのかと思うと驚嘆するばかりだ。
しかも、今年生まれて2ヶ月ほどの幼鳥も成鳥並みに渡るのだから!


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 ソバの先端から柵の中に消え、そこで採餌しているが、なかなか姿が見えない。
待っているとポッピングして奥から出て来た。

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 地表の虫を探しては飛びつき、行ったり来たりしている。
逆光の中に止まった。
ソバの白が霞のようにきれいだ。

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 ソバの花のその上を飛び交う・ホバリングする、そう撮りたいのだが・・・。
背景の良いところで撮れない。

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 急降下してはソバの茎に止まる。
眼は獲物を探す眼だ。

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 パクッといくかなと思ったが・・・。
 
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 秋のノビタキは換羽中だ。
ノビタキの換羽と一口に言うが、その仕組みはどれほど解っているのだろうか?
換羽とは「鳥類の羽毛が、季節によって、また成長に応じて、その一部または全部が抜け替わることをいう。」
「換羽によらず基羽のままで色素の変化または羽縁の擦り切れによって冬羽から夏羽にかわる鳥も多く、かならずしも一致するわけではない。」『日本大百科全書 竹下信雄 』
 飛来当初、首から上は真っ黒だったノビタキ雄は、先端が伸びてきて茶色部分が増えている。

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 秋の心地よい風に吹かれて、ノビタキに遊んでもらった。
 
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Commented by エリクソン at 2017-10-11 12:44 x
Beautiful!
そばノビもコスノビもいいですね。この時期にこういうチャンスを逃さないフットワーク抜群のエチュードさんならではの1枚1枚!
見習いたいです。
Commented by photo-etudes-eiji at 2017-10-11 19:53
エリクソン さん、今晩は。
何年も撮っているのに、この時期になると撮りたくなるんです。
逆になかなか撮れないのが、はさぎノビタキ。
お互い無い物ねだりかも(^^;)
by photo-etudes-eiji | 2017-10-10 13:18 | 野鳥 | Comments(2)