森の忍者・サンコウチョウの巣立ち~その②

 サンコウチョウのお母さんが来て、狂喜乱舞といった感じで飛び回ったと思ったら、兄弟?姉妹?のいる下枝の方に移って見えなくなってしまった。
しかし、しばらくしたら、なんと目の前のオニグルミの枝に雛が飛んできた。
 サンコウチョウ (三光鳥 英名 Japanese Paradise Flycatcher)

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 こちらも慌てたが、サンコウチョウの両親も大慌てだ。
僕も近すぎてレンズの最短撮影距離3.6mをとらなければ撮影できない!
急いで静かに後ずさり。

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 僕の頭も耳もパニックだ。
ゲッゲッと地鳴きの声・雌の声に雄のホイホイ・・・どれが誰の声だか区別もつかない。

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  しかも、雄の尾羽は長いから画角にしっかりいれるのが大変。
フォーカスロックしてレンズ側でマニュアル微調整して・・・。

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 小さく旋回しては、こちらに来なさいという感じで呼びかける。
雌もやってきて、上と下で雛に声をかける。

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 当然レンズには全てが入りきらない。
1.4倍テレコンを外したいがその暇がない。
よく見れば、サンコウチョウのお父さんの尾羽が相当傷んでいた。
 
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 ホラ!「こっちにおいで」と、お父さんが周囲を回って呼びかける。

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 どうしたわけなのか、雛は声を上げているのだろうけれど聞き取れない。
その上、こちらを確認しているはずなのにいっこうに移動しようとしない。
 
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 お父さんもお母さんも、半分諦め気味で近くの枝に止まっては細い声で鳴く。
一応僕の方を確かめるが、危害を加えられるというほどには思っていないような余裕まで出てきた。

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 帰宅して画像を点検してみると、この間2分ほどだった。
しかし野鳥の世界で、目の前で2分間も親子で舞ってくれるなんてことはそうあることでは無い。
何がどうしてこうなったのか、訳も考えられぬほど目の前の出来事に集中した。

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 やがて、巣立ち雛はポトンと落ちる感じで、斜面の藪の中に。

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 やっと巣立ち雛が人間のそばから離れてくれたので、お父さんもお母さんもひと安心したような。

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しかし、まだまだサンコウチョウのお父さんとお母さんの苦労は続いた。
それはまた・・・その③で。



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by photo-etudes-eiji | 2017-07-07 06:00 | 野鳥 | Comments(0)