ミドリシジミ その1

 夏の高層湿原で昨年、ミドリシジミを探し歩いた。
図鑑の知識を一夜漬けで、周遊路を歩くとハンノキの廻りで綺麗な雄が飛んでは留まり・・・。
先輩が「ゼフィルスは日本に・・・」などと教えてくれても、右の耳から左の耳(^o^)
 そのミドリシジミが、野鳥撮りのフィールドに出始めたというので行ってきた。
 ミドリシジミ ♂(緑小灰蝶 学名 Neozephyrus japonicus 英名 The Green Hairstreak)

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 昨年はあんなに苦労したのに、何のことはない周遊路に入る前に綺麗な雄がヒラヒラと舞っていた。

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 さらに、谷地田の面影の残る木道をハンノキの疎林に向かうと、カサスゲの群落にいたいた!
こちらに十頭、あちらにも十頭あまり。

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 カナムグラやカサスゲの葉で開翅している。
シジミチョウはこの目がかわいい。

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 朝は飛び立つ前に日光浴している場合があるとは聞いていたが、これほどの数が一面にいることに感動した。
羽化する最盛期近くにあたったのか、幸運だった。

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 鱗粉が、朝の斜光にきらきらとかがやく。
しかも角度によって黒からコバルトブルー、そしてエメラルドグリーンと微妙な変化を見せてくれる。 

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 しかし、なかなかミドリシジミの名の「緑」を写し撮ることができない。
距離もあるから、こちらの思う角度で開翅してくれない。

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 野鳥の場合の構造色と同じで、この金属光沢はなかなか難しい。

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  かつて、ここでは最盛期200近い個体が乱舞したという。(1999年調査)
この日は30頭以上出て居たと思う。

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 ゼフィルスとは、樹上性のシジミチョウの一群のこと。
ギリシャ神話だなとは思っていたが、ボッティチェッリ作「ヴィーナスの誕生」で、貝の台座のヴィーナスに風を吹き付ける左端の男性神がゼフィルスのこととは!
古代ギリシァの西風を擬人化した神ゼピュロスを、ラテン語化した名前だそう。
(ゼフィルスを検索で「ヴィーナスの誕生」画像が見られます)
木漏れ日が良い具合にあたって、らしい色が出た。

                       
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 ミドリシジミはメスの斑紋に四っの型が出るというので、それも狙ったが次回に。
 ミドリシジミ ♂(緑小灰蝶 学名 Neozephyrus japonicus 英名 The Green Hairstreak)

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Commented by nenemu8921 at 2017-06-09 21:23
おお、すごいね。きれいねえ (@_@)
そんなにたくさんいるのですか?
ちょっと信じられない。
明日午後から会合があるけれど、午前中に行ってみようかしら。
野鳥だけでなく、蝶の撮り方もうまいですねえ。
Commented by kurkur at 2017-06-11 22:01 x
随分多発するのですね。しかも良く開翅していますね。構造色なので、見る角度で色が出たり、出なかったりしますが、見事に色が出てますね。当地のミドリは数も少なく、なかなか開翅ぜず、開翅を撮るのが大変です。
Commented by photo-etudes-eiji at 2017-06-13 20:58
nenemu8921 さん、今晩は。
急遽出動で、遅くなりました。
行かれたかな?
合間に蝶といってもシジミだけ撮ろうと思っています。
シジミは顔がかわいいから(^^;)
Commented by photo-etudes-eiji at 2017-06-13 21:02
kurkurさん、今晩は。
昨年は、一頭見つけるのがやっとでしたが、今年は発生まもなく行けたので幸運でした。
六月も半ばでゼフィルス撮りに行きたいのですが、鳥も忙しく。
更新してる暇がなく・・。
今日やっとその②です。
by photo-etudes-eiji | 2017-06-08 21:08 | | Comments(4)