森の忍者 サンコウチョウ

 5月の連休を終えると、房総にサンコウチョウがやってくる。
冬枯れの谷地田、ハンノキ林を突き抜けるコバルトブルーの光のカワセミ。
森の精霊のような顔をした古い切り株に語りかけていた、ルリビタキ。
闇と希望、黒と黄色のコントラストの美しいキビタキ。
そして、サンコウチョウに出会って完全に野の鳥の美しさに魅了された。
 サンコウチョウ ♂ (三光鳥  英名 Japanese Paradise Flycatcher)

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 以来、夏が来ればあちこちにサンコウチョウを探し歩いた。
房総の山、神奈川の杉林、秩父の渓谷・信州のブナ林。
どこで聞いても、ギッギッと前奏が入ってからの「月・日・星ホイホイ」 というその声には心躍らされる。
 今年もサンコウチョウに出合えた。

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 全長はオスが45cm前後、メスが18cm前後で体重は17~22gほど。
30cmもの長い中央尾羽をひらひらさせて飛ぶ姿は、何とも魅力的だ。
半年ぶりのこの地をとびまわる。
問題は、なかなかその姿をスッキリとは見せてくれないことだ。
 
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 いいところに出たといっても、逆光の中。
なかなか思うようには撮らせてくれないが、そこもまた魅力の一つなのかも。

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 盛んに沢筋や尾根筋の中を、声だけが移動してゆく。
こちらはそれを頼りに、待ってみたり、右往左往したり。
 突然ヒラヒラと目線の先に!
しかし・・・・!

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 サンコウチョウは、ハチやクモ・チョウなどを空中飛翔して採餌する。
なかなかその瞬間を捉えることができないでいる。

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 時たま水浴びにおりてくることがある。
羽の汚れやついたダニなどを落とすためだ。

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 この時は午前中に一度だけ、おりてきてくれた。
                   
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 ブナの林で、他の鳥を探しているときに思いがけず出会うことがある。

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 こんな偶然は、うれしすぎ!
狙いの種が変わって、サンコウチョウメインになってしまった。
 サンコウチョウ ♂ (三光鳥 英名 Japanese Paradise Flycatcher)

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by photo-etudes-eiji | 2017-05-30 17:00 | 野鳥 | Comments(0)