白馬点景

 白馬は何度行っても何時行っても、あちこちで掴まってしまう。
今回は弾丸でゆっくりはできないのだが・・・。
関越廻りで行くと、残雪の北アルプスがグングンと迫ってくる。
カメラを取り出さずにはいられない。
 電線が・・・人工物が・・・と写真の教科書にはあるけれど、それはそれ。
青空に残雪の山々、緑が萌えだし田には水が張られた・・・あぁ!五月の山里。

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 尖ったのは白馬鑓ヶ岳、真ん中が杓子岳でその右が白馬岳、白馬三山だ。
ヤナギだろうか?あの緑のあたり、白馬乗鞍岳から小蓮華にむかう稜線に「」の雪形が現れる。
今では代掻きの時期を知らせる雪形は、しろうま岳から三国境・小蓮華に現れる「雌馬」雪形と思われているようだがこちらが本家のようだ。
江戸時代には、小蓮華山をしろうま岳と言っていた。

                       
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 桜が咲いて綺麗だから・・・と、また休憩。
なかなか目的地には届かない。
 山の子ではないけれど、♪「山の子の歌」」♪が唇に浮かぶ。

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 ツバメが盛んに飛び交っている。
巣作りに泥を集めているのだろうか、それとも水飲み?
路肩に車を停め、しばし眺める。
♪「ドナドナ」♪も良く歌ったなぁ~。
♪「坊がつる賛歌」♪はこの時期定番だ。

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 いつか「仔馬」の雪形をしっかり撮りたいなと思っていたが、なかなか撮れないでいる。
遠目にはなだらかにくだって、日本海に沈む後立山の稜線。
左から姫川が生まれ、右に流れて糸魚川のヒスイ海岸に・・・。
 目の前の景色と頭の中の景色が、交差する。

 
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 平川には鯉のぼりが風に舞う。
舞いすぎて、絡まってしまうのは仕方がないか。
五竜から唐松・不帰嶮・天狗の頭となだらかな稜線が続き、白馬三山、一望の良いところだ。


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 五竜の武田菱の雪形が見える。

 
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 白馬岳はしろうま岳。
代掻き馬の雪形から来た名前で、村はいつの間にかはくば村に。
山頂に「雄馬の雪形が出る。
下写真の山頂がお尻部分で左に尻尾、右に45°くらい下がる感じで胴体から頭という感じ。
これがよくわかりづらい。

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 「仔馬」にとってかわった「雌馬の雪形は、白馬山頂から三国境~小蓮華の斜面に大きく出ている。
尻尾がピンと稜線に振り上がっている。
黒い馬が山頂に駆け上がるしろうま岳。
しろかきうまが駆け上る山。
                        
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 あのあたりで、下ってしまうのが惜しくて何度も振り返って写真を撮った。
 大雪渓の落石・小雪渓のトラバース、山頂のコマクサと三国境のコマクサ群生に大池のハクサンコザクラ。
懐かしい想い出が、よみがえる。





 
 









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by photo-etudes-eiji | 2017-05-04 16:14 | 風景 | Comments(0)