ベニシジミとトラフシジミ

 「ノビタキが来た!」と、信州の鳥友からの便りが。
ベニヒワを撮ったのはつい先日のことなのに、もう少ししたらコマドリやオオルリ・サンコウチョウやブッポウソウがやってくる季節だ。
その前に昨年集中して撮ったシジミチョウ科を、もう少ししっかり撮っておこうと公園に。
ベニシジミがハナカイドウ(花海棠)にとまった。
ベニシジミ (紅小灰蝶 チョウ目シジミチョウ科ベニシジミ属)

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 紅シジミは年に3~5回発生し、春型は赤橙色の部分が鮮やかだ。
アセビ(馬酔木)に雌雄が寄ってきて追いかけっこ。
求愛行動だ。


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 ベニシジミのメスは生涯に一度しか交尾をしないそうだ。
どうやら気にいったようだ。
ベニシジミ交尾

  
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 そこに突然、別のベニシジミ雄が!
周囲を飛び回っては割り込もうとして・・・。

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 しばらく飛び回り、止まってはまた飛びたち・・・。

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 あまりのしつこさに、交尾中のペアも飛びたち移動してやっと落ち着いた。
ちなみに、ベニシジミのメスは生涯に一度しか交尾をしないので、既に交尾を終えたメスは翅を小刻みに震わせながら歩きオスが離れて行くのを待つそうだ。
ベニシジミのメスがオスに対して翅を閉じる行動は、しつこい求愛に対しての拒否行動なのだそうだ。

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 アセビの木にはトラフシジミもやってきた。
翅裏のしま模様からトラフと名が付いた。
寒冷地では年一度だが、こちらでは年2回発生する。
トラフシジミ(虎斑小灰蝶 チョウ目 シジミチョウ科)

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 後翅の、オレンジ斑に黒点と尾状突起が目を引く。
馬酔木の花にものってくれた。
トラフシジミ(虎斑小灰蝶)

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 こちらの個体は、まだ羽化してそんなに時間がたっていないのかもしれない。
よちよち歩きといった感じだった。
トラフシジミ(虎斑小灰蝶)

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 前ボケをいれたり、這いつくばって撮ったり・・・。
 
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 レンギョウは満開。
桜の花びらもハラハラと穏やかな風に舞い、のんびりと散策しながらたっぷりとシャッターを切った。
トラフシジミ(虎斑小灰蝶)

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by photo-etudes-eiji | 2017-04-15 21:52 | | Comments(0)