レンジャク うれしかった出会い

 レンジャクとの出会いは、思い出深いものが多い。
2013年、大エノキに来るレンジャクの群れを撮っていたときのことは忘れられない。
市街地の電線とエノキの天辺を往復する群れを見ていると、とある民家に下りてゆく。
そこには柿の木とサンシュユの庭木が。
掃除をしていたおばぁちゃんにわけを話すと、縁側で撮らせてくれた。
 凍て柿を食べるキレンジャク(Bohemian Waxwing)

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 いろいろと話しながら、お茶までいただき・・・。
庭のサンシュユの真っ赤な実を食べに来る、ヒレンジャク・キレンジャクをたくさん撮らせていただいた。
後日、写真を送ったら、丁寧なお礼状を息子さんからいただいた。
 サンシュユの実を食べるキレンジャク

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 サンシュユの実をそれとしてじっくり見たのは初めてだったし、その実をレンジャクが食べるというのも初めて見た。
うれしい出会いだった。
サンシュユの実をくわえたキレンジャク

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 雪深い山国での出会いも忘れられない。
一日探し廻ってワンチャンスだけで、そろそろ帰路につかねばならない頃。
やっと見つけた群れは、150センチもある路肩の雪壁の向こう。
その雪壁の上に500mmレンズを置いて、カンボクに群がるヒレンジャクを撮った。
ヒレンジャク(Japanese Waxwing) 

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 ヒレンジャクがJapanese な鳥だったと知ったのは、ご一緒したIさんの指摘から。
図鑑を見ても、よく読んではいない底の浅さ・・・。
早朝の時間帯なら、まだカンボクの実に雪も残っていたのに・・・という残念さはあったが・・・。
それでも起死回生!一発逆転の探し当てたうれしさはたまらないものだった。
ヒレンジャク(Japanese Waxwing) 

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 冬の山に、イスカを探しに行ったときのことも忘れられない。
待てど探せどイスカの声は無くホトホト疲れて見上げた空に、ホザキヤドリギの実が鮮やかに輝く。
こんな所にレンジャクでも来ないかな?と愚痴のように絵空事を思っていた。
それが現実になった!
ヒレンジャクだ!
10羽ほどの群れが一時盛んについばんでは、西の空に消えていった。

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 この年はレンジャクの大当たりの年だった。
夏の間に探しておいたヤドリギ街道。
その多くに、北から南まで飛来していた。
東信の公園では、雪の下で貯蔵?されたサンシュユの実に群がっていた。
ヒレンジャクの群れにキレンジャクが! 


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 物陰に隠れて?じっくり待つと近くまで寄ってきて!
キレンジャクは、次列風切羽の先端部に赤い蝋状の突起物があるのが特徴。
しっかりと見せてくれた。
キレンジャク(Bohemian Waxwing)

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 自然の中での鳥撮りでは、予定通りに行くことはまずない。
探し出すまでが大変で、餌付けやヤラセはしないからいいようには撮らせてくれない。
それが2015年はどこへ行っても出会え、いろいろなシーンで撮れた。
ホザキヤドリギはもっとも寒冷地に適応したヤドリギで、関東の市街地近郊では眼にできない。
群がりすぎてどれを撮ったら良いのか困った。
ヒレンジャク(Japanese Waxwing

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 枝垂れた穂の先でと思うが、レンジャクにも都合がある。
幸せそうな顔が、四苦八苦して撮っているこちらを笑顔にしてくれた。
ヒレンジャク(Japanese Waxwing

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 今年もまだ最後のチャンスはあるかもしれない。
良い出会いがあれば良いなぁ!









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by photo-etudes-eiji | 2017-03-15 21:24 | 野鳥 | Comments(0)