オオマシコ

 雪国の町並みの見える山の中腹で、レンジャクを待つ。
風に揺れる木々。
頭頂部のホザキヤドリギの実が、時折日射しを受け黄金色に輝く。
思う鳥は姿を見せず、ジョウビタキの雌だけが廻りで鳴いてくれた。

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 あきらめて下り、峠を越えてオオマシコに会いに行った。
遠く唐松林の枝先に数羽の黒いものが。
双眼鏡で覗けばオオマシコの雌や若だ。

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 そっと近づき動かず待つと、やがて一羽二羽と下りてきた。
若なのか成鳥雌なのか、判別は難しいが雌のように見える。

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 続いて、こちらは雄の若鳥だろう。
赤味が全体に広がり、さしずめ第一回冬羽といったところか。

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 この子達を遠くから撮っていると、路肩近くに雄成鳥が現れた。
飛来当初はズミやカマツカの赤い実やキミズミ・ムラサキシキブなどの実を食べ、萩の実に群がっているが・・・。
今はその実もなくなり、落ちたハギやイタドリの実を探している。

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 なかなか、雪の上にはのってくれない。

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 それはそうだ。風に吹かれて飛んだ実が落ちているならともかく・・・。

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 こちらを見ても、動かずにいると安心して落ちている種を探し廻ってくれる。
アスファルトの裂け目になにかを見つけた。

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 なんの種子だろうか?

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 道路を横切って側溝を超え、山の斜面の笹藪の中に消えていった。

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 2月は逃げ月。
まだまだ雪が来て、オオマシコも森に入ったり公道に出てきたりと探しづらくなる。
でも、もうしばらくはいてくれるだろう。
消えていく笹の斜面に、またね!と手を振った。

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Commented by wagae at 2017-02-26 22:39 x
こんばんは。
雪の上のオオマシコ、良いですね!
私は今季、地元の里山で一度見ただけです。
林檎畑のヤツガシラも全然知りませんでした。
行動力と情報量の差ですね。流石です。

一枚目の風景はZ平の様に見えますが、どうでしょうか?

Commented by photo-etudes-eiji at 2017-03-02 16:50
  wagae さん、遅くなりましたm(_ _)m
そちらの地元も出たり出なかったり、なかなか遊んでくれないですね。。
オオマシコは雌と雄若の判別が難しく、毎回悩んでしまいます。
今回の若雄と判断した根拠は、額部分に白さが出ているように見えることから判断しましたが・・・。
あの山並みを見ているのは気分よかったです。
当たらずとも遠からずです(^^;)
by photo-etudes-eiji | 2017-02-26 18:00 | 野鳥 | Comments(2)