2017年 10月 18日
サバクヒタキ・・・迷鳥と出会う! その1
思いもかけず、サバクヒタキに出会った。
サバクヒタキは近年あちこちで、年に一度くらいは確認されるがそれでも滅多に出会えない超迷鳥。
前回出会ったのは、雄で2010年12月だから7年ぶり。
海岸線沿いの断崖が入り組んだ草地の石の上に、ひょこっと止まった。
サバクヒタキ ♀(砂漠鶲 英名 Desert wheatear)
最近の研究では、いろいろなことが少しずつ解明されてきている。
①オーバーシュート
②鏡像ルート
移動の南北を間違えることはほぼ無いという。
しかし、東西=左右逆に渡ることはたまにあるようだ。
気候がからむ南北は致命的だが、東西はそれほど問題にはならないのかも。
繁殖地などで一緒に行動しつつそのまま一緒に混じって渡ってきてしまうということ。
台風や強い低気圧の後に、通常は記録されにくい鳥が見つかることはよくある。
鳥のような小さな動物は、強風に抵抗して本来地に向かうのはなかなか大変だろうから。
地球温暖化なども有り生息地を広げようと、新しく開拓している、なんてこともあるかも。
目立った怪我などの外傷は無い様だから、④の低気圧の影響を受け②の鏡像ルートにきてしまったのだろうか?
岸壁の岩場や砂礫混じりの草地で、真剣な表情で餌を探してはあっちの断崖こっちの断崖と飛び回っていた。
できるだけ、判定に役立つカットをと意識したが・・・なかなか難しい。