森の忍者・サンコウチョウ。
暗い森に♪ヒーホシホイホイホイ♫と声がしたと思えば、杉林をぬってあっという間に消えてしまう。
いつも、何度も、そのたびに悔しい思いをする。
そんなサンコウチョウも、時にはゆったり枝先に止まってくれることがある。
水浴び後の毛繕いだったり、一休みだったり・・・・。
しかしそこは、暗かったり被りまくりの藪の向こうだったり、逆光の高い枝だったり・・・。
今回は緑陰の中とはいえ、比較的良いところで舞ってくれた。
 サンコウチョウ (三光鳥 英名 Japanese Paradise Flycatcher)

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 パラパラ動画にでもすれば良いのだが、いろいろあって時間がない。
とりあえず、撮らせてくれたことに感謝して今回はこのまま連続で。

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 長い尾を、まるで新体操のリボンのように翻しての舞い。
ぼくなら芸術点は満点だな!
尾羽の広がりも素晴らしい!
宙返りなんて、「カムイ外伝」の必殺の忍術=「飯綱落とし」なみだ。
イイ場面を見せてもらった。

 
















 









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# by photo-etudes-eiji | 2017-06-18 22:14 | 野鳥 | Comments(4)

開花した大賀ハス

 朝降っていた小雨が上がったので、千葉公園弁天池に大賀ハスを見に行った。
1951年東大農学部検見川農場の泥炭層の調査で、動員された中学生が見つけた一粒。
続いて二粒が発見され、三粒とも発芽するも二粒は枯死し一株だけが順調に生育。
やがて、分根され国内及び海外へ150箇所以上に広まったという。
千葉公園の大賀ハスは、最初に分根された三つのうちのひとつ。
 大賀ハス Oga lotus
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 1952年7月18日、検見川分が開花。
翌年8月5日、弁天池の大賀ハスが開花したそうだ。

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 ハスの花は、早朝4~5時頃から花弁がゆるみ始め、とっくり型に開いた後、開花4日で散る。

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蓮の葉の表面にはワックスが存在し、表皮は特殊な細胞を分化することによってその効果を高めているそうだ。
水滴がつくと、それが 転がり落ちることによって葉の表面の汚れが洗い流される「ロータス効果」。
撥水性と自浄効果、ひと雨あったから花も葉も綺麗だ。

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 弁天池には早朝から、ひっきりなしに人々が訪れカメラやスマホを構えていた。
雨上がりとはいえ、梅雨の曇り空。
花を撮るには良いけれど、空をいれるのは・・・・。
 
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 横位置で一回りしては縦構図で戻り、綺麗な花弁の株を探してはまた一回り。

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 2000年の時を超え、眠りから覚めて今咲き誇る古代蓮。

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 唯々、その美しい色合い、花容に負けっぱなしでシャッターを切った。

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 「蓮は泥より出でて泥に染まらず」「泥中の蓮」と故事成語にあり、「墨家」や「 陋巷に在り」にも通じる。
そう生きたいと、強く思った頃の・・・・。
トラックの警笛が響き、ゴーッという音とともにモノレールがやってきた。
週末から「大賀ハスまつり」が開かれる。

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# by photo-etudes-eiji | 2017-06-16 23:30 | 風景 | Comments(0)

山里のチゴモズ

 山里の広葉樹と針葉樹の混交林に囲まれた棚田、そこにひっそりとチゴモズが住んでいる。
オオヨシキリがギョギョシ ギョギョシ と五月蠅く鳴く中、林縁の小枝でカナブンやカナヘビなどを狙っている。 

 チゴモズ (稚児百舌 英名 Tiger shrike )

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  鳥の名前を言われたとき、普通は鳥自体の姿形が浮かび続いてその鳥が住む環境・風景や人が浮かぶもの。
何カ所かのポイントで撮影してきたが、チゴモズに限っては始めに風景と人が浮かぶ。
 夏でも時によって通行止めになる山道を登って行くと、朝陽に棚田が光り輝く。
フレアやゴーストまでが美しい。

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 農家の朝ははやい。
一声かけた農道の片隅、ニセアカシアが白い花房をつけ、タニウツギやキリがピンクや薄紫の花をつける。 
そんなところにからまないかと妄想しながら、待った日の記憶。
 今年も会いに行った。

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 会えなかったポイントもあったが、ここには来ていた。
お茶をいただき、畑に連れて行ってもらって撮った日も懐かしい。

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 「今年は上の畑でメスをよく見る。」とか、たわいない世間話をしながらのんびりとチゴモズが廻ってくるのを待ったものだ。

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 チゴモズは今年も元気に飛び回って、いつもの枝に廻ってきては撮らせてくれた。

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 時折、サシバが飛ぶ。
 サシバ (差羽 英名 Grey-faced buzzard )

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 チゴモズも空を見上げる。


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 もうすでにペアも来ていて、どこかに巣もできているようだった。
追いかけ回して探すこともない。
静かに繁殖できればそれでいい、と思う。
また、そこに来たンだね。
 
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 見ておきたい風景を見、会っておきたい人に会い、チゴモズにも会えた。
あれから少しばかり時間が過ぎたから、もう早苗は伸び棚田には緑の風が吹いているだろう。
林立するビルの向こうに、そんな光景が浮かんでくる。

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# by photo-etudes-eiji | 2017-06-15 11:24 | 野鳥 | Comments(2)

ミドリシジミ その2

 朝一番にフィールドに着くやいなや、一頭のミドリシジミが出てくれて何とも幸運。
しかも、ハンノキのポイントに行くと、カサスゲなどの葉にたくさんの個体が!
 ミドリシジミ (緑小灰蝶 学名 Neozephyrus japonicus 英名 The Green Hairstreak)

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 光の角度でコバルトブルーやエメラルドグリーンに。

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 メスを探す。
メスには四型があってA型はオレンジの斑(薄いものも有り)・B型は青斑・AB型は青斑とオレンジ斑でO型は無斑だとフィールドガイドにある。
それを一生懸命探した。
素人判定で、斑のオレンジ色が薄いけれど光も弱かったからA型に。
 ミドリシジミ メスA型(緑小灰蝶 学名Neozephyrus japonicus 英名 The Green Hairstreak)

                       
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 こちらはオレンジっぽい斑と青斑が両方出ているから、メスAB型と判定した。
 ミドリシジミ メスAB型

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 こちらもメスAB型でいいかと思う。

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 いろいろ探し廻ったが、B型とO型が見つからなかった。
また来年の宿題かな?
 探し廻っていると羽化して間もないのか、後翅がまだ完全に開ききっていないような個体に出会った。

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 日射しを浴びて、少しずつ翅がしっかりしていくように感じた。

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 翅を少し開いた。
翅の肩の部分に綺麗な緑がのっている。
間違いなく雄個体だ。

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 開翅!でも、光の角度が!
 
                       
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 一時間もしただろうか?
十分に開いて、あちこちに飛び回るようになった。


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 梅雨前の一時、ミドリシジミにたっぷりと遊んでもらった。
 ミドリシジミも、夕方になると梢に縄張りを作り、縄張りに入ってきた個体を追尾する。
テリ張りとか「卍巴(まんじともえ)」といわれる追尾行動。
数個体がからみあう場合あるので、夕方もと思ったが・・・。
まぁ、一編に全部じゃなくてもイイか・・・と、昼で切り上げた。
 ミドリシジミ ♂(緑小灰蝶 学名Neozephyrus japonicus 英名 The Green Hairstreak)

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# by photo-etudes-eiji | 2017-06-13 22:01 | | Comments(0)

ミドリシジミ その1

 夏の高層湿原で昨年、ミドリシジミを探し歩いた。
図鑑の知識を一夜漬けで、周遊路を歩くとハンノキの廻りで綺麗な雄が飛んでは留まり・・・。
先輩が「ゼフィルスは日本に・・・」などと教えてくれても、右の耳から左の耳(^o^)
 そのミドリシジミが、野鳥撮りのフィールドに出始めたというので行ってきた。
 ミドリシジミ ♂(緑小灰蝶 学名 Neozephyrus japonicus 英名 The Green Hairstreak)

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 昨年はあんなに苦労したのに、何のことはない周遊路に入る前に綺麗な雄がヒラヒラと舞っていた。

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 さらに、谷地田の面影の残る木道をハンノキの疎林に向かうと、カサスゲの群落にいたいた!
こちらに十頭、あちらにも十頭あまり。

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 カナムグラやカサスゲの葉で開翅している。
シジミチョウはこの目がかわいい。

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 朝は飛び立つ前に日光浴している場合があるとは聞いていたが、これほどの数が一面にいることに感動した。
羽化する最盛期近くにあたったのか、幸運だった。

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 鱗粉が、朝の斜光にきらきらとかがやく。
しかも角度によって黒からコバルトブルー、そしてエメラルドグリーンと微妙な変化を見せてくれる。 

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 しかし、なかなかミドリシジミの名の「緑」を写し撮ることができない。
距離もあるから、こちらの思う角度で開翅してくれない。

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 野鳥の場合の構造色と同じで、この金属光沢はなかなか難しい。

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  かつて、ここでは最盛期200近い個体が乱舞したという。(1999年調査)
この日は30頭以上出て居たと思う。

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 ゼフィルスとは、樹上性のシジミチョウの一群のこと。
ギリシャ神話だなとは思っていたが、ボッティチェッリ作「ヴィーナスの誕生」で、貝の台座のヴィーナスに風を吹き付ける左端の男性神がゼフィルスのこととは!
古代ギリシァの西風を擬人化した神ゼピュロスを、ラテン語化した名前だそう。
(ゼフィルスを検索で「ヴィーナスの誕生」画像が見られます)
木漏れ日が良い具合にあたって、らしい色が出た。

                       
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 ミドリシジミはメスの斑紋に四っの型が出るというので、それも狙ったが次回に。
 ミドリシジミ ♂(緑小灰蝶 学名 Neozephyrus japonicus 英名 The Green Hairstreak)

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# by photo-etudes-eiji | 2017-06-08 21:08 | | Comments(4)